2021年1月7日の「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」1話「花魁、東京に現る!」では、江戸時代から伝説的な花魁・仙夏(岡田結実さん)が現代にタイムスリップしてきます!
フリーター青年の蔵地俊輔(葉山奨之さん)の家に住むようになった仙夏は、蔵地がバイトするカフェで一緒に働くようになります。
蔵地が高校の同級生・春日泉美(吉谷彩子さん)に片想いしていると知った仙夏は、その恋を応援すると言い始め・・・!?
江戸モアゼル(ドラマ)のネタバレ1話!あらすじは?
「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」1話「花魁、東京に現る!」のネタバレあらすじです!
ある夜のこと・・・21時を過ぎたころ、カフェで待っていた男性の元に女性がやってきました。感動的な出会いのシーンに2人が胸をときめかせているところに「閉店です、お会計を」とカフェの店員・蔵地俊輔(葉山奨之さん)が冷たく言い放ち、伝票を差し出します。
俊輔は心の中で「非常識だ。コーヒー1杯で5時間ねばる男も、閉店時間過ぎに来る女も」とつぶやきながら、閉店作業を進めます。帰り道、恋愛についてグダグダとこじらせた考えをめぐらせている俊輔の後ろで、公園にある時計がぐるぐると逆回転を始めました。
妙な雰囲気を感じて俊輔が振り返ると、数メートル先に魔法陣のような光がありました。そして、そこから大八車に乗せられた花魁(おいらん)が出てきたのです。驚いた俊輔の前で花魁は大八車から降り、大八車は引いていた車夫と一緒にどこかへ消えてしまいました。
花魁と目が合った俊輔は「疲れてんのかな・・・」とつぶやくと、全て見なかったことにして家に帰りました。しかし、居間に入ったとき俊輔が目にしたのは、ソファに堂々と座っている先ほどの花魁だったのです。
蔵地の叔父・蔵地雄彦(ココリコ・田中直樹さん)は「家の前で迷っててさ」と、親切心で家に上げたことを説明します。雄彦の娘・蔵地寿乃(山口まゆさん)も花魁を歓迎しているようで、2人して酒や食べ物をすすめています。
俊輔は物騒だからと知らない人を家に上げることを反対しますが、雄彦は美人に物騒なことをされるならとハイテンションです。江戸マニアの寿乃も、見事な花魁コスプレだと目を輝かせています。そして寿乃は、花魁に名前をたずねました。
「涼八屋の仙夏でありんす」と、仙夏(岡田結実さん)は答えました。「涼八屋・・・?」と何かひっかかっている様子の寿乃をスルーして、雄彦は独身で恋人募集中であることをアピールします。俊輔は耐えられなくなり、2人の手を引いて廊下へと出て行きました。
「新手の詐欺かもしれない」と心配する俊輔に、雄彦は「運が良くなるならツボも数珠も買おうよ!」と答えます。居候の身でありながら仙夏を追い出そうといきりたつ俊輔でしたが、居間に戻ったとき仙夏は寝てしまっていました。すると雄彦と寿乃は、仙夏を泊めると言い出します。
雄彦と寿乃に押し切られた俊輔は、眠れない夜を過ごしました。寿乃は「証拠をつかんでくる」と書き残して図書館に出かけてしまっています。そして、その下には「夢をつかんでくる」という雄彦の意味不明なメッセージも残されていました。
すると、仙夏の脅える声が聞こえてきました。仙夏はロボット掃除機から逃げ回って、ついに外に出てしまいます。「何だい、ここは・・・」とつぶやく仙夏を見つけた人々は、仙夏にスマホを向けて写真を撮り始めました。怖がる仙夏を俊輔が家に戻そうとしたとき、女性が声をかけてきます。
それは、俊輔の高校の同級生・春日泉美(吉谷彩子さん)でした。泉美は俊輔と少し会話を交わすと、仕事があると言って去って行ってしまいました。俊輔は何とかごまかしたものの、泉美に見られてしまったことを気にして、仙夏を何としても追い出そうと再び決意します。
そこに、パチンコで負けた雄彦と、図書室から本を借りてきた寿乃が帰ってきました。寿乃は本を開き、1枚の浮世絵を指さしました。その絵には「安政七年 吉原涼八屋 仙夏 花魁道中」と書かれています。寿乃は、伝説の花魁である仙夏がタイムスリップしたと言い出しました。
「江戸はもうないんです!」と言った寿乃は、雄彦と2人で仙夏に時代が違うことを説明します。しかし、仙夏は2人の言っていることが理解できないようです。それでも、元の場所に戻れないということだけは分かったようで、蔵地家で暮らすことを決めました。
寿乃が「切り替え早くないですか?」と聞くと、仙夏は「わっちは置かれた場所で咲き誇るって決めているのさ」と力強く答えます。そして、仙夏は俊輔と共にカフェ「蔵」で働くことになりました。店長である雄彦が決めたことであるため、俊輔は文句を言うくらいしかできません。
そこに、バイト仲間たちがやってきました。雄彦は、仙夏のことを「重箱レベルの箱入り娘」と説明し、バイト仲間たちに後を任せてパチンコへと出かけました。「客商売やってたんだから」と自信満々な仙夏ですが、来たお客さんに「おいでなんし」と最初からつまづいてしまします。
仙夏は、エアコンのことは「燃え盛る炎の中で、男たちがウチワであおいでる」と、店のBGMは「裏で囃し方が演奏してる」と考えます。おまけに、客に出すはずのコーヒーを自分で飲んでしまいます。そんな仙夏ですが、得意なこともありました。
間違ってアイスコーヒーを出してしまった新人バイト・大河内拓馬(円神・中本大賀さん)が男性客に怒られていたところに、仙夏がやってきました。仙夏は男性客の手に自分の手を重ねると「旦那の心を、アタシが温めてあげようか?」とあでやかにほほえんだのです。
俊輔はあわてて仙夏を引き戻します。男性客は体温を下げるためにアイスコーヒーを一気飲みしたため、大河内のミスはなかったことになりました。そんなとき、常連である泉美がやってきます。俊輔がキッチンからじっと泉美を見つめているのを見て、仙夏は勘付きます。
バイト仲間の森谷香澄(藤江萌さん)と大河内に泉美のことを尋ねた仙夏は、俊輔に「仲を取り持つよ。相手の心をつかむことにかけて、私の右に出る者はいないからね」と言いました。泉美相手だと何もできない俊輔は、キセルをくわえた仙夏を見つめることしかできませんでした。
起請文(きしょうもん)という、遊郭でラブレターとして用いられたものを仕上げた仙夏ですが、俊輔は「怪文書でしょ」とイヤな顔をします。すると仙夏は、俊輔の手を取って果物ナイフを振り下ろしました。すんでのところで逃げた俊輔ですが、寿乃はなぜか盛り上がっています。
仙夏がやったのは「指切り」でした。小指を切って相手に贈るという遊郭の文化だと、寿乃が説明します。「贈り物は指輪よりも指でしょ」と言ってくる寿乃に、俊輔は反発します。「なんで体張ってまで気持ち伝えなきゃいけないんだ」と俊輔が言うと、仙夏はさみしげな顔をしました。
仙夏には恋人がいたようで、彼から贈られた赤いかんざしを大切に持っています。別れるしかなかったようですが、仙夏は江戸に戻って彼と会いたいと思っているようでした。その頃、仙夏に部屋を渡した俊輔は、居間で寝ることになってしまい、文句タラタラでした。
俊輔は大企業の社長の息子でありながら、そこで働くことに限界を覚えて退職しました。その後、父親とは連絡すら取っていません。そんな俊輔のことを、雄彦は心配しています。しかし俊輔は父親の企業のニュースすら見たくないくらい、父親から離れたいと思っていました。
泉美は、上司から期待とプレッシャーをかけられながら残業を繰り返していました。そうしてなんとか形にした企画も、上司にあっさりボツにされます。おまけに残業することすら禁止され、泉美は退勤後にカフェ「蔵」で仕事をするようになりました。
仙夏は、頑張っている泉美を励まします。電話のことを教えられた仙夏は、いつもほほえみを絶やさない泉美が電話に出るときには笑顔を消してしまうため「あの木札、笑顔を奪う呪いでもかかってんのかい?」と俊輔に尋ねます。仙夏は泉美を気の毒に思っているのでした。
泉美は「周りの人の夢中を応援したいんだ」と語り、仕事を持ち帰りました。そんな泉美を心配したのか、翌日、仙夏は俊輔と共に泉美の会社へとやってきました。デリバリーとして会社にやってきた2人は、泉美のプレゼンを見つめます。泉美は張り切って話していました。
しかし、社長・鳥居直樹(前田公輝さん)は「ありきたりで自己満足なキャンペーン」と、泉美の企画を切り捨てました。それを聞いた上司は「担当を変えます」と言い、鳥居社長も受け入れます。泉美が持ち帰ってまで仕上げた企画は「時間のムダ」と言われてしまうのでした。
泉美は「もう一度チャンスをください」と上司にすがりつきますが、上司は泉美を冷たく突き放しました。俊輔は怒りで手が震えますが、何も言えません。上司が「全然使えないじゃん」とつぶやいたとき、仙夏が「人間に使えないなんて言葉、使うんじゃないよ」と言いました。
泉美が頑張ってきたところを見ていた仙夏は、上司に意見しようとします。しかし、俊輔に引きずり出されてしまいました。落ち込んだ泉美ですが、俊輔を見て笑顔を作ります。俊輔は、頑張り過ぎる泉美に「そんなに頑張んなくていいんじゃないかな」と言いますが、泉美には届きません。
「春日さんにはもっと向いている場所がある」と言う俊輔ですが、仙夏は「あの子は自分の置かれた場所で何とか咲こうとしている」と言い、「頑張らなくていい」という俊輔の言葉に反論します。俊輔は「まずまずの生き方でいい」と、現代の寿命の長さを持ち出して仙夏を言い負かします。
その夜、仙夏は蔵地家に戻ってきませんでした。寿乃は仙夏のことを心配しています。もし江戸時代に戻れていたとしても、遊郭の女性は不幸になることが多いからです。借金のかたに売られ、25歳まで外に出ることもできず、20歳を過ぎたら死んでしまう人も多い女郎たち・・・。
死を意識しながら生きている仙夏には、俊輔のように逃げている時間などないのです。俊輔は、そんな仙夏の身の上を知らずに話したことを、少しばかり後悔していました。その翌日、カフェ「蔵」に出勤しなかった仙夏は、なんと泉美の会社に乗り込んでしまいました!
花魁姿に着替えた仙夏は、ラジカセを担いでウェブ広告会社「バードネット」に乗り込みました。そして、泉美の席へと近寄り「あんたを鼓舞しに来たんだよ」と言いました。しかし、仙夏が何もしない内に俊輔が現れ、仙夏を引きずって出て行ってしまいました。
あっけに取られている泉美に、上司が話しかけます。「今度は期待、裏切らないでね」と、泉美はまたしてもプレッシャーをかけられました。するとそこに「粋じゃないねえ」と言いながら仙夏が現れました。「期待って言葉で、泉美を操るんじゃないよ」と仙夏は上司を見つめます。
「期待してるって言えば、誰だって頑張るからねえ」と言う仙夏に、上司は、今の若い人は期待をかけてあげないとやる気を出さないと語ります。「ほんと使いづらいですよ、私たちの時代とは全然違う」と言った上司に、仙夏は「私に時代を語るんじゃないよ」と一喝しました。
人間を道具扱いする上司は、悪びれる様子もありません。それを見た仙夏は「道具はこわれれば直せるけど、人間はそうはいかないんだよ。こわれてからじゃ遅いんだよ!」と語りました。上司の前で笑顔を失ってしまう泉美のことを、仙夏は気にかけていたのです。
一通りしゃべり終えた仙夏は「それじゃあ舞おうか」と曲を流し、舞い踊り始めました。泉美や上司をはじめ、会社にいる人々は驚いて仙夏を見つめています。俊輔は周りの人たちに謝りながら、仙夏を連れて会社を出て行くのでした。
俊輔が「何で思ったこと全部口にできるんだよ」と聞くと、仙夏は「私の命を使い切りたい」と答えました。そして、蔵地家から出て行こうとします。俊輔は「ちょっと待って。人手が・・・足りないんだよ、店の人手が」と言って、仙夏を引き留めました。
俊輔自身が「どっちでもいい」と思っていることを確認した仙夏は「邪魔じゃなければ」と返事しました。そして、日本で一番高い建物であるスカイツリーのことを知り、見上げた拍子にバランスを崩してしまいます。俊輔が思わず抱きとめると、仙夏はどこかさみしげな顔をしました。
「温かい・・・やっぱり夢じゃないんだね」と仙夏はつぶやき、改めて現代で生きていく覚悟を決めたようでした。その翌日、仙夏は配達担当として「バードネット」を訪れました。上司は考えを変えたようで、泉美と一緒に企画案を練っていました。
上司と泉美の仲は改善したようですが、鳥居社長は鬼社長のままです。仕事でミスした社員に「明日からもう来なくていいから」と言い放つ鳥居社長を見た仙夏は「あんた!」と声をかけました。そして振り返った鳥居社長の顔を見て、仙夏は驚きます。
鳥居社長の顔は、仙夏が江戸時代で恋していた相手・直次郎と瓜二つだったのです。仙夏は怒っていたことも忘れ、鳥居社長に抱きついてしまうのでした。
この下に感想や解説、見逃し配信の情報があるので、ぜひチェックしてくださいね!
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花魁・仙夏が現代にタイムスリップしてきました!しかしまさか、大八車に乗って現れるとは・・・。そんな仙夏は、俊輔の叔父・雄彦と寿乃にあっさりと受け入れられます。私には、仙夏より雄彦・寿乃親子の方がヤバい人に見えてしまいました。
そんな仙夏は、カフェで働くようになりました。何もかも花魁節の仙夏はマニュアルなんてお構いなし!すべて自己流で対処します。そばで見ている俊輔の胃に穴が開かないか心配になりますが、なぜかそれが上手くいってしまうときもあって、責めるに責められないですよね。
仙夏は、泉美が無理して頑張ることは責めませんでした。今どきのキャラクターなら、頑張り過ぎる泉美こそ考え方を変えるべきだと説くところです。しかし、仙夏は違います。「いつ死ぬか分からない」という危機感を持って生きている仙夏は、泉美の考えを認めました。
しかし、泉美の無茶な頑張りを踏みにじる上司のことは許しませんでした。「頑張れ」とあおっておきながら、具体的な指示は出さず、失敗の責任を一緒にかぶるつもりもない。そんな上司が部下をつぶす加害者になってしまう前に、仙夏は考え方を変えさせたのです。
仙夏の「いつ死ぬか分からない」という考え方は、コロナ禍の今、現代人にも刺さる考え方になっていると思います。泣いていても、頑張っていても、過ぎる時間は同じです。それならば頑張っちゃえ!というポジティブなメッセージを感じました。
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「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」2話では、仙夏が思い人・直次郎にそっくりな鳥居社長の秘書になる!?仙夏は、直次郎と再会するためにタイムスリップしたんだ、鳥居は本当は直次郎なんだと信じ込んでしまいます。
そして、鳥居社長に直次郎としての記憶を取り戻させるため、社長秘書の採用試験を受けます。俊輔はどうせ落ちると思っていたのに、仙夏は合格し、採用されました。カフェ同様全く仕事のできない仙夏ですが、なぜか鳥居社長は仙夏をそばに置きたいと思っていて・・・?
しかし、鳥居社長には親しい女性がいました。まるで恋人同士のような2人を見た仙夏は落ち込みもせず「燃えてきたね」と闘志を燃やします。そんな中、仙夏は鳥居社長の商談相手にも気に入られ、仕事に恋にと張り切るのでした。
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1話では、令和の現代にタイムスリップしてきた花魁・仙夏が、とまどいながらも現代を生きていく様子が描かれました。頑張り過ぎる泉美を応援したり、無理をさせる上司を説教したり、信じた道を突き進む仙夏の強さを、ぜひ映像で見ていただきたいです!
「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」はテレビ放送から1週間の期間限定で、無料動画アプリTVerで見逃し配信を見ることができます。しかし、これらのアプリで視聴する場合は、数分ごとに広告が入ります。
CMなしで見たい!1話から最新話まで見たい!という場合はHuluを利用するのがおすすめです!Huluは2週間の無料おためし期間があり、おためし期間中に解約してしまえば全くお金はかかりません。
なお2月18日放送予定の「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」7話以降には、Huluにてオリジナルストーリーが配信されます。本編で描かれる仙夏をめぐって恋の四角関係の裏側が描かれるとのことで、こちらも楽しみですね!
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