「閻魔堂沙羅の推理奇譚」2話は2020年11月7日に放送されました。
閻魔堂沙羅(中条あやみさん)の元にやってきたのは、女子高生の向井由芽(賀喜遥香さん)です。由芽と2人暮らしの父(橋本じゅんさん)が無職であるため、由芽は校則違反と知りながらバイトをする毎日でした。
お金が無い由芽は女子高生らしい楽しみもできないまま殺されてしまったのですが、その犯人は一体誰なのでしょうか・・・?
閻魔堂沙羅の推理奇譚のネタバレ2話!あらすじは?
「閻魔堂沙羅の推理奇譚」2話のネタバレあらすじです!
まぶしい光で目を覚ました向井由芽(賀喜遥香さん)は、知らない内に温室の中にある白いベンチに横たわっていました。目の前には、赤いマントを羽織った閻魔沙羅(中条あやみさん)がおり、由芽に向かって「貧乏人」と呼びかけました。
思わず「は?」と返した由芽の目の前に瞬間移動してきた沙羅は、由芽の制服が体に合っていないことや、靴が履き古されていること、前髪をセルフカットしていることを挙げ「うん、貧乏人」とうなづきました。
沙羅はここが閻魔堂であり、自分が閻魔大王の娘だと語ります。今日の沙羅は特に機嫌が悪いようで「発言には気を付けないと、地獄に墜ちますよ」と忠告しつつ、由芽が殺されてしまっていることを教え、死ぬ前の由芽の記憶を呼び覚ますのでした。
バイト禁止の高校に内緒で隣町の飲食店で働いている由芽の元に、クラスメイトで友達の七菜香が駆け寄ってきました。塾をサボった七菜香は「すごいもの見ちゃって」と興奮した様子でしたが、勤務中だった由芽に気を遣った結果、話はそこで終わってしまいました。
帰宅した由芽は、全く稼ぎのない自称絵描きの父・鉄矢(橋本じゅんさん)に買ってきた夕食を手渡します。由芽いわく「ウルトラスーパー貧乏なド底辺生活」を送る2人ですが、亡くなった妻に評価されていたという一点で絵に自信を持つ鉄矢は、他の仕事をしようとしません。
鉄矢は好きな絵が描ける生活であれば、生活は最低限で構わないと考えています。そんな鉄矢は昼間いつも公園で絵を描きつつ売り出しており、今は由芽をモデルにした絵を描いています。由芽はそんな鉄矢を「ふざけている」と思っています。
由芽は勉強が得意で、今回の数学のテストでは92点を取りました。数学が苦手なクラスメイト・徳永はそのテストで100点満点を取っていましたが、間違った答えにも丸がつけられていると不思議そうです。そこにやってきた七菜香は「ラッキーじゃん」と言うのでした。
ホームルームになり、文化祭で行う演劇のヒロイン役が投票で決められました。演劇部の麗奈がヒロイン役に決まる空気になっていたのですが、勝ったのは七菜香でした。七菜香が徳永に片思いしていると知っている由芽も七菜香に投票しており、七菜香に感謝されます。
そんなとき、物陰から現れた女性が由芽にぶつかります。それは不登校の男子生徒・聖也の母親で、由芽をにらみつけて去って行きました。というのも、1年前に聖也は由芽を「貧乏人のチビ女」と激しくイジり、周囲にドン引きされたことが不登校のきっかけになったのです。
貧乏ゆえに部活も塾も行けない由芽は、聖也にからかわれたことを何とも感じていませんでした。しかし、帰宅して鉄矢が万札を持っているところを見て激怒します。「犯罪だけはしないと思ってたのに!」と言う由芽に、鉄矢は「絵が売れた」と話しました。
「買ってくれたのは上品なご婦人でな」と上機嫌な鉄矢から、由芽は万札を全て抜き取りました。鉄矢が買ってきた寿司やケーキを味わう由芽は、これが後の殺人に繋がる大事件だとは気付いていませんでした。
2日後の夜、由芽はバイトから帰る途中で、聖也が隣町のホテル街でコソコソと身を隠しているところを見ました。1年ぶりに見る聖也のことを、由芽はなんだか小さく感じました。そして、その2日後、由芽の家に封筒に入った写真が投函されました。
何枚かの写真は、パラパラ漫画のように鉄矢が財布をネコババする様子を写していました。由芽に頬をたたかれた鉄矢は何事か言い訳をしましたが、由芽は無視して出かけます。その途中で、誰が何のためにあんな写真を撮ったのだろうと考えながら・・・。
文化祭の準備中、由芽はクラスメイトから「担任が聖也の母親と一緒に隣町にいた」という話を聞きます。クラスメイトが不倫だと盛り上がっていると、そこに真っ赤なドレスを着た七菜香が現れます。クラスメイトは「あの子、最近金遣い荒いよね」と顔をしかめました。
七菜香と一緒に靴箱に行った由芽は、自分の靴箱に入っている手紙を落としてしまいます。それを拾った七菜香は文面を読み「最悪」とつぶやいて帰ってしまいました。由芽が手紙を開くと、そこには「夜8時、公園で待ってる 徳永」と書かれていました。
七菜香の片思い相手からラブレターをもらった由芽は、鉄矢が酔って寝たのを確認して公園に向かいました。階段の上にある公園に着いた由芽は、ナイフを持った何者かに背後から襲われ、加工した声で「あまり調子に乗るなよ。これは警告だ。次はない」と脅されました。
由芽が謎の人物の腕を噛むと、由芽は突き飛ばされました。そして、謎の人物は階段を駆け降りて公園を去っていきました。由芽はもう帰ろうと思い、階段を一段下ります。すると「おい!」と誰かに呼び止められ、振り返った瞬間に大きな石で殴られて、階段を転げ落ちていきました。
意識を取り戻して閻魔堂に戻った由芽は、沙羅が閻魔大王に仕事を押しつけられてイライラしている様子を見ます。沙羅は不機嫌さを押しつけるように「地獄行きね」と由芽に言ってきたので、由芽は「生き返らせて!」と沙羅に頼みます。
沙羅は「自称画家底辺ニート親父が恋しいんですか」と尋ねますが、由芽は「あと少しでバイト代でスマホが買える」「タピオカも飲んだことない」と、女子高生らしい楽しみを経験したいと訴えます。そんな由芽の真っ直ぐな瞳を見て、沙羅はゲームを提案しました。
今回行われる死者復活・謎解き推理ゲームのタイムリミットは、沙羅が回すガチャガチャで当たりが出るまでの間となりました。サクサク進める沙羅を止めることを諦めた由芽は、まず誰が由芽を殺すことが出来たのかを考えます。
由芽が公園に行くことを知っていたのは、呼び出した謎の人物、手紙を見た七菜香、そして哲也です。しかし、それよりも気になることがあります。由芽を背後から襲った人物は、なぜ「調子に乗るな」と警告してきたのでしょうか。
そこで由芽は思い出します。由芽を背後から襲った人物はナイフを持っていました。けれど、由芽は石で殴られて殺されたのです。つまり、謎の人物と犯人は別人ということです。そこで由芽は「おい!」と声をかけてきたのが誰だったのか、思い出そうとします。
由芽はそれが誰かは思い出せず、最近身の回りで起きたおかしなことを全て並べることにしました。七菜香の金遣いの荒さ、隣町での担任と聖也の母親の不倫、隣町で見かけた聖也、鉄矢の絵が売れた、ヒロイン役が七菜香に決定、採点ミスで徳永が数学100点、七菜香の見た「すごいもの」、聖也が言った「ド底辺チビ女」・・・。
沙羅に「タイムオーバー」と宣告されたため、由芽は推理を話していきます。七菜香が見た「すごいもの」とは担任と聖也の母親の不倫現場でした。七菜香はそれを使って2人を脅しましたが、身バレしないためにと、複数のクラスメイトの要求をぶつけました。
徳永の数学100点も、七菜香のヒロイン役決定もそのひとつでした。そして、聖也の母に鉄矢の絵を10万円で買わせたことで、脅迫しているのは由芽だと誤認させたのです。だからこそ鉄矢のネコババ写真を投函したのですが、由芽に警告したところで意味はありませんでした。
七菜香は要求をエスカレートさせ、ドレスを買う金を2人にせびりました。それを受けて2人は、もう直接脅迫するしかないと考え、ニセのラブレターで由芽を公園に呼び出したのでした。そして、由芽を殺害した犯人は・・・聖也だと、由芽は断言します。
聖也は母親の不倫を知ることができ、母親が脅迫を受けていることや、母親の不倫相手である担任が由芽に警告することも知ることができます。不登校の原因になったと逆恨みをつのらせる聖也が自分を殺したという由芽の推理に、沙羅は「根拠が弱い」と言います。
しかし由芽は、殺人犯が聖也であるという確信を持っていました。聖也は先に公園に来て由芽と担任を待っていました。しかし、1年前とは違い由芽が自分よりも大きくなっていたため、由芽が階段を1段下りたところで足を止めるよう「おい!」と声をかけたのです。
聖也は母親の不倫相手である担任を殺人犯に仕立て上げるため、事故ではなく殺人だと明確に分かるような方法を取りたかったのです。だからわざわざ由芽を呼び止め、ちょうどいい高さに頭がくるように仕向けたのでした。
由芽が隣町で聖也を見かけた日、聖也は担任を殺そうとしましたができませんでした。そして考え付いたのが、担任を殺人犯に仕立て上げるという方法で、由芽はそのとばっちりで殺されたのです。聖也の思惑通り、現実では担任が殺人犯となっていました。
由芽が「なぜ助けてくれたんですか」と尋ねると、沙羅は「不平等に立ち向かうこと、手にしたものにハズレなどないのだと知ることが生きるということ」と言い、その精神を持つ由芽を評価しました。そして、ガチャガチャで出た当たりの玉を由芽に渡します。
玉の中には、鉄矢が由芽をモデルとして描いた絵のミニチュアが入っていました。そして沙羅は由芽を「現世帰還」で死の直前まで戻し、鉄矢に会いに行きました。そのため、鉄矢は公園にやってきて、由芽を殺そうとした聖也をボコボコに殴りつけました。
その事件により、脅迫が表沙汰になり七菜香は停学処分、担任は学校を去りました。おまけに由芽のバイトまでバレてしまい、由芽は新しいバイト先を探しています。閻魔堂の記憶を失っている由芽は、酔って寝ている鉄矢に水をかけた「サラ」が誰なのか分かりません。
鉄矢は「SALA」という絵を完成させ、由芽に「父ちゃん、今日を限りに絵描くのやめる」と言いました。しかし由芽は笑って「仕事しながら続ければ」と言いました。最高傑作「SALA」を仕上げてのどの渇きに気付いた鉄矢は、由芽にジュースを買ってくるよう頼みます。
由芽がジュースを手に鉄矢の元に帰る途中、沙羅とすれ違います。沙羅の手には出来上がったばかりの「SALA」がありました。由芽はすれ違った相手を見ようと振り返りましたが、もうそこに沙羅の姿はなく、ただ太陽に照らされる道が続いているのでした。
この下に感想や解説、見逃し配信の情報があるので、ぜひチェックしてくださいね!
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犯人になり得る人がたくさんいた1話と違って、2話では由芽に殺意を抱く人物が見当たりません。犯人を推理するのが難しいのです。しかし、殺される直前の由芽の周りではおかしなことがいくつも起きていて、そこから手がかりをつかんでいくという流れでしたね。
犯人は担任を陥れようと画策する聖也でした。しかし聖也をそこまで追い詰めたのは、他人の弱味につけこんで願いを叶えつつも、自分の身は守りたいと考えていた七菜香でした。それでも由芽は七菜香を恨まず、父が絵を描き続けることも認めます。
1話で生き返った浜本尚太は沙羅に励まされ、閻魔堂での記憶を持ち帰ることで変わっていきました。しかし、由芽は励ます必要も、変わる必要もありませんでした。元々強い意志を持つ由芽のことを、沙羅は気に入ったのかもしれませんね。
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「閻魔堂沙羅の推理奇譚」3話では、元バドミントン選手である澤木夏帆(黒島結菜さん)が閻魔堂にやってきます。世界レベルの実力を持っていた夏帆ですが、1年半前にひざを故障したことで引退を余儀なくされました。
22歳となった夏帆は今、小学生にバドミントンを教える臨時コーチとして働いています。そんな日々の中、自転車に乗っていたときに車とぶつかってしまう事故を起こして、夏帆は亡くなってしまったのですが・・・それは事故ではありませんでした。
夏帆の推理は3話~4話と2話続けて繰り広げられます。バドミントンプレイヤー時代に周囲から恨みを買っていた過去もある夏帆は、犯人に心当たりがあるのかもしれません・・・。1話では収まり切らないほどに複雑な話だと思うと、放送が楽しみですね!
閻魔堂沙羅の推理奇譚のネタバレ2話の見逃し配信や無料動画はある?
2話ではガラス張りの大きな温室が閻魔堂でした。そこにいる沙羅はレースたっぷりの白い透け感のある服を着て、長い巻き毛を高い位置でポニーテールにしていました。植物の濃い緑と沙羅のコントラストがとても美しいので、是非見ていただきたいです!
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