2021年3月6日放送の「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」6話では清水萌子美(小芝風花さん)と岸田佑矢(加藤清史郎さん)が仲良くしていることを知って、清水一家は萌子美を心配します。しかし萌子美はそれを気にせず、佑矢との仲を深めていきます。
萌子美の兄・俊祐(工藤阿須加さん)は、佑矢を警戒して萌子美から遠ざけようとします。しかし、佑矢も図太い性格のため俊祐の意図に気付かないまま清水家へ・・・。佑矢が清水家を訪れたことで、清水家に事件が起きます!
モコミの7話考察!兄の闇が深すぎ!秘密がばれた兄はどうなる?
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」7話の考察です!
清水萌子美(小芝風花さん)が中心となってリニューアルをした清水生花店の前で、家事をストライキして引きこもっていた母清水千華子(富田靖子さん)も含めた清水一家全員で記念撮影をします。
萌子美の兄・俊祐(工藤阿須加さん)は、ちやほやされる萌子美を見てストレスを溜めていきます。そのとき、偶然近くで見ていた岸田佑矢(加藤清史郎さん)が萌子美に話しかけました。萌子美の家族は、知らない男性と仲良さそうに話している萌子美を見て驚きます。
その夜、千華子は萌子美に「お客さんと仲良くなることってあるの?」と尋ねます。佑矢が花屋の客じゃないと知って、千華子も父・伸寛(田辺誠一さん)も祖父・須田観(橋爪功さん)も驚きます。そこで萌子美は、自分が佑矢をナンパしたのだと話しました。
観は「さすが俺の孫」と褒めますが、千華子と伸寛は驚くばかりです。男女交際をしたことのない萌子美を心配する千華子ですが、萌子美は「自転車が『大切にされてる』って言ってた」と反発します。俊祐も加わり、根掘り葉掘り聞かれうんざりした萌子美は自室に戻りました。
SNSのアカウントを作った萌子美は、検索している最中に佑矢が乗っている自転車グレッグの写真を見つけ、佑矢をフォローします。そして、佑矢と同じようにヘビのぬいぐるみの写真を撮り「相棒のトミー」とつぶやきました。
佑矢はすぐに萌子美に気付き、ダイレクトメールで自己紹介してきます。そこで2人はやっと、お互いのフルネームを知るのでした。萌子美の幸せを感じ取ったのか、部屋に飾ってある花たちも嬉しそうにキラキラと輝きます。
翌日、トラブルが発生したため花屋の店長である俊祐はスマホを放り出して出かけます。萌子美の目には、そのスマホから黒いケムリが出てくるように見えました。つい気になって画面を見た萌子美は、俊祐のグチが並んだ裏アカウント「いい人」を見てしまいます。
「全然心地よくない、クソ、クソ、クソ」萌子美は思わず、画面をふせて机に置きました。仕事を終えて戻ってきた俊祐は、スマホがないことに気付きます。そして見つけたスマホには「いい人」のアカウントが表示されたままになっていることに気付きました。
帰宅した萌子美は、俊祐が花屋で一緒に働く涼音のことや、家族のことも悪く言っていることを知って動揺します。そのとき、佑矢がダイレクトメールを送ってきました。萌子美は佑矢のことで頭がいっぱいになり、俊祐のことを忘れてしまいました。
佑矢は、萌子美とトミーはいつから相棒なのかと聞いてきます。15年前から相棒で、トミー以外のリアルな友達はいないと萌子美は答えます。すると佑矢は自分のことを「貴重なリアルな友達ですね」と語りました。
翌日、約束していた萌子美と佑矢は公園で会います。佑矢は、萌子美が本当に花と話している姿を見て「楽しそうだから、もう1回見たい」と笑いました。楽しげに話している2人の近くを、俊祐と涼音が乗った車が通りかかります。
俊祐は、佑矢を警戒していました。萌子美は男女交際どころか、まともに人と接する経験もほとんどないのです。俊祐は、佑矢を追い払おうとして「うち、この近くだから寄ってかない?」と聞きました。しかし、佑矢は言葉通りに受け取って「はい!」と答えます。
俊祐は彼女の涼音と食事に行く約束をしていたのに、清水家で食事会が開かれることになってしまいました。それを聞いた涼音は怒り、周りに交際を隠していることもあって「もう別れる!」と帰ってしまいました。
涼音を必死に呼び止める俊祐ですが、涼音が去ったとたんに「面倒くせえな・・・」とつぶやきます。そんな中、千華子はやり過ぎなほど準備を整えていました。伸寛は「フリーターは認めないぞ」と言いながら、いざ佑矢が来ると笑顔で出迎えます。
食事会の最中、萌子美が22歳なのに対して、佑矢が年下の19歳で役者志望であることが分かります。話が進むと俊祐は、役者志望の友人は結局バイトが本業になっただの、親から援助されている佑矢はハングリー精神がないのとチクチク嫌味を言い出しました。
「ハングリー精神と売れることって関係あるんですか?苦労しないで売れるなら、その方がよくないですか?」佑矢はへこむ顔も見せず、大学に落ちたのではと言われても「受けてません」とあっさり答えます。佑矢は、人生に確実な道などないと考えていました。
どんなに俊祐が責め立てても、自分の考えを持っている佑矢は揺らぎません。そんな佑矢を見て、ついには千華子と伸寛も「最先端なんじゃない?」と言い出しました。それを見た俊祐は、笑顔を作りながらも面白くないと感じるのでした。
萌子美は、食事会から帰る佑矢にトミーを見せます。あれだけ嫌味を言われたのに、佑矢は笑顔で帰っていきました。その頃、リビングでは千華子と伸寛が「しっかりしてるな」「柔軟にやっていくってすごくない?」と会話していました。
そんな会話を聞きながら、俊祐は貧乏ゆすりが止まりません。しかし萌子美には悟られないよう、いい兄の顔をしました。そんな俊祐が心配になった萌子美は、思わず「大丈夫?」と声をかけます。すると俊祐は突然怒りました。
「それ、俺のセリフだけど。昔から、いじめられた萌子美を『大丈夫?』って心配するいいお兄ちゃん。それが、俺の役。おじいちゃんの花屋を継いだ、家族思いで、地元のお年寄りから人気の花屋の店長。それが、俺の役。全部、役だから!」
俊輔のストレスはおさえ切れなくなり、爆発しました。テーブルをバンッと叩いて、今の姿こそが「本当の俺だ」と主張します。「本当の俺はよ、全部中途半端なんだよ。役者の夢も中途半端。花屋を継いだ理由も中途半端、就活から逃げただけだし」
「でもさ、あのダッサい花屋が唯一、俺の居場所だったってわけよ」俊祐は夢を諦めたことも、就活から逃げ出したことも周りには感じさせてはいませんでした。「ガキの頃からみんな萌子美を心配して、頭の中萌子美のことでいっぱいで。萌子美、萌子美ってうるせえよ!」
「俺がひとりで守ってきた花屋どうなってるよ?萌子美の世界に染まっちまって、俺の居場所、奪われたってこと分かってる!?結局、全部萌子美が持ってってるんだよ」俊祐は萌子美をにらみつけると、萌子美が抱きしめていたトミーを奪い、床にたたきつけました。
7話では、俊祐がついに家を出て行ってしまいます。「いいお兄ちゃんの役は、今日で降板させていただきます」役者志望の俊祐にとって演じることは苦ではありませんでしたが、萌子美が花屋という自分の居場所まで奪ってきたため、ガマンの限界を迎えたのでした。
萌子美は、俊祐の変化を受け止め切れない家族たちに「いい人」のアカウントを見せます。千華子はまた、自分を責めるようになりました。そして、店長である俊祐がいない花屋では、涼音が自分のことを責め始めます。
涼音は「もう別れる!」と言ってしまったことが原因だと思ったのです。もうひとりのバイト桜井真由(内藤理沙さん)と女性3人でなんとか花屋を開きますが、俊祐がいないとできない仕事はたくさんあります。困ったところにやってきたのは、観でした。
常連客からはフラワーアレンジメントを頼まれますが、望まれたのは独特な世界観をもつ萌子美の作品ではなく、俊祐が作るオーソドックスなものでした。そんな注文が殺到し、萌子美はとまどいます。そして、なぜか花の声が聞こえなくなってしまうのです・・・。
佑矢は、家出した俊祐を見つけ出して説得します。しかし俊祐は強がるばかりで、家に帰る気も、店に戻る気もないようでした。俊祐は清水家に、そして花屋に戻ってくるのでしょうか・・・?
俊祐の抱えていた闇が放たれました。俊祐は高校時代に役者を目指していたのです。俊祐は役者になりたいと思いながらも、その気持ちを両親に打ち明けることもできませんでした。演じる能力を高めることはできたものの、希望する道には進めなかったのです。
小さな頃から「いいお兄ちゃん」を演じてきた俊祐に、再び試練が訪れます。それが就職活動だったのです。役者の道で失敗したことで、俊祐は失敗する怖さを知ったのかもしれません。そこで絶対に失敗しない就職先として選んだのが、祖父の経営していた花屋でした。
祖父の花屋を継ぐというのは「いいお兄ちゃん」という役を続けることにもつながります。不登校で、引きこもりで、人と接することが苦手な妹・萌子美とは違い、周りの役に立つ立派な息子になるのです。それがたとえ、ダサい花屋の店長という望まない役割でも・・・。
いい人を演じるのが得意な俊祐は、花屋の店長を始めてから、さらに演技力を発揮します。彼女の涼音にすら裏の顔を気付かれることなく、客からも愛される好青年を演じていました。しかし、それは俊祐にとって「居心地のいい場所」を作るための努力だったのです。
俊祐が人知れず十何年も続けてきた努力を、萌子美がぶちこわしてしまいました。萌子美は自分のできることで人の役に立とうとしただけですが、それは俊祐にとって人生そのものをジャマされることでした。俊祐が作り上げた唯一の居場所は萌子美のものになったのです。
思えば萌子美はずっと、両親から心配され続けていました。そのかげで、俊祐はいい子だからと放置されてきたのでしょう。心配することはない、あの子はひとりで大丈夫と思われていたのだと思います。それは俊祐にとって「愛されなかった」という暗い過去になりました。
俊祐は愛されるため、居場所を作るために「いい店長」「いい彼氏」という役も演じます。そして愛され続けるために「いい人」という裏アカウントでグチをはきます。本当の自分と演じている役の間にある溝をうめていくように・・・。
千華子と伸寛は「いい人」を演じる俊祐を、手のかからない子だと感じていたのでしょう。問題児の萌子美に集中できてありがたいとすら思ったかもしれません。その浅はかな考え方のせいで俊祐は反抗期をおさえこみ、20代になって爆発することになったのです。
俊祐の爆発が遅れてきた反抗期ならば、俊祐はやっと「いい子」を演じる男の子から、大人の男へと成長できることになります。誰にも本当の自分を見せないのではなく、求められる役を演じるときと、本当の自分を出すときでバランスを取れるようになればいいですね。
この下に6話のネタバレや感想、見逃し配信の情報があるので、ぜひチェックしてくださいね!
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「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」6話の感想です!
佑矢は19歳にして、しっかりと核を持っている人でした。社会とは、人生とは、経験とは・・・多くのことを自分の頭で考えて、両親と共有していたのです。理解のある両親がすばらしいこともありますが、行動にうつすことができる佑矢はやっぱりすごいです。
そんな佑矢の発言は、俊祐のコンプレックスを刺激してしまいます。俊祐があきらめた役者の道を、佑矢は両親の支えを受けながら進んでいました。俊祐は「役者を目指すのはダメなことだ」と自分に言い聞かせてきたのに、そうではないと言われたのです。
俊祐は、何が正しいかを自分で考えたことがないのかもしれません。「普通はこう考える」という基準にそって「いい人」という役を作ってきたからです。佑矢は周りにどう思われるかよりも、自分がどう考えているか、大切な人とその考えを共有できるかを重視します。
萌子美が社会に出られた今こそ、俊祐は家族とぶつかり合うチャンスを得たのだと思います。千華子はかなりショックを受けていましたが、萌子美への接し方が間違っていたことを受け入れた経験があるので、今回も対処できるでしょう。
ところで観は、俊祐がいきなりどなり始めても驚いていませんでしたね。高校教師としての経験値があるからか、俊祐がいい人を演じていることを見抜いていたのかもしれません。ずっと一緒にいた千華子や伸寛は、信じていた姿を裏切られてショックを受けていたのに・・・。
俊祐を救うのは、観や佑矢なのかもしれません。観は逃げることも手段のひとつだと考えていますし、佑矢は他人を否定しません。社会から少し外れている人の方が、実は視野が広いなんてことはよくありますからね。2人の活躍に期待します!
モコミ6話のネタバレあらすじ!佑矢が清水家に!?俊祐のストレスが大爆発!
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」6話では、萌子美と佑矢が仲良くなったことを知った家族が不安になります。しかしSNSを始めた萌子美はさらに佑矢と仲良くなり、休みの日に会うことになります。
花屋で働いているとき、萌子美は俊祐のスマホから黒いケムリが出ていることに気付きます。ふと画面を見てみると、そこには俊祐の裏アカウント「いい人」が映っていました。そして休みの日、突然やってきた俊祐によって、佑矢は清水家で食事会をすることになりました。
佑矢が役者志望だと知った俊祐は、チクチクと嫌味を言い続けます。しかし佑矢はしっかりと自分の考えを持っており、俊祐の嫌味をすべてはね返しました。話を聞いていた千華子と伸寛は、19歳ながらもしっかりと考えを持つ佑矢に感心します。
俊祐の様子がおかしいことに気付いた萌子美が「大丈夫?」と声をかけると、俊祐がいきなり怒り始めました。そして「いいお兄ちゃん」を演じ続けてきたことを明かし、萌子美に居場所を奪われたと訴えます。そんな俊祐を見て、萌子美も千華子も伸寛もショックを受けるのでした。
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