2021年2月27日放送の「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」5話では、清水萌子美(小芝風花さん)にとって岸田佑矢(加藤清史郎さん)が気になる存在になります。さらに萌子美は、職場の花屋でリニューアルを任されます。
家では、父・伸寛(田辺誠一さん)とケンカをして以来、母・千華子(富田靖子さん)が家事を放棄してしまいます。萌子美ばかり上手くいく話を聞いて、千華子は自分ばかりとグチが止まりません。そして兄・俊祐(工藤阿須加さん)の闇はどんどん深まっていき・・・!?
モコミの6話考察!兄の闇が怖い!秘密がばれて家族はどうなる?
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」6話の考察です!
5話では、イヤホンが元気にしているかと聞いたり、道に咲く水仙と話していたりする清水萌子美(小芝風花さん)に対し、岸田佑矢(加藤清史郎さん)は笑顔で接します。そして、相棒である自転車に「グレッグ」という名前をつけていると語りました。
萌子美にも「トミー」という相棒がいると知った佑矢は「いつか会えるといいなあ」と言います。役者を目指しながら頑張っている佑矢を見送った萌子美は、花屋で働いているときも佑矢を思い出してニヤけてしまいます。
萌子美が恋を始めた頃、母・千華子(富田靖子さん)は家事を全て放棄していました。ソファに寝転がったままダラダラと過ごしている千華子は、ケンカの末に暴言をぶつけてきた父・伸寛(田辺誠一さん)が謝ってきても「怒っているのはそっちでしょ」と冷たくあしらいます。
両親が冷戦状態になっている頃、清水生花店をタウン誌で宣伝できることになり、そのため萌子美に店のリニューアルを任せてはどうかという話になりました。先輩店員の依田涼音(水沢エレナさん)は、萌子美独特の世界観は店のウリになると張り切ります。
その流れで、萌子美は「花の気持ちが分かる」ということが本当だと語ります。すると涼音は、花と話せるという話はよく分からないけれど「萌子美ちゃんが作る世界が見てみたい」と言ってくれました。そんな様子を見て、兄・俊祐(工藤阿須加さん)は表情をくもらせました。
俊祐は昔なじみのお客さんのためにとリニューアルを反対しますが、俊祐の彼女でもある涼音は、そういう客はお年寄りばかりだから先がないと反論します。「うっせえ、うっせえ、うっせえ。嫁でもないのに嫁さん面すんな。うっせえよ!」俊祐は裏アカに本音をはきだしました。
家事をしない千華子は、居候の祖父・観(橋爪功さん)が頼んだピザをブスっとした顔で食べています。その近くでは、萌子美は仕事が上手くいっていることや、新しい出会いがあったことを笑顔で報告していました。それを聞いた観・伸寛・俊祐は笑顔になります。
俊祐は、萌子美にリニューアルを任せると話します。父方の祖父から継いだ花屋を孫2人で支えていくというほほえましい話で、なごやかな空気になります。千華子はそれが気に入らないようで、観のせいで夢だった教師の道を諦めたことを語り出します。
現役教師だった頃の勘が元教え子と不倫したことで夢を断たれたと語る千華子を見た俊祐は「人のせいにしてんじゃねーよ。そういうヤツが、一番むかつくんだよ」とつぶやきます。俊祐はストレスに耐え切れなくなると、花屋の車に乗って憂さを晴らしているのです。
そんなことも知らず、萌子美はトミーに佑矢のことをうれしそうに報告します。しかし、萌子美はまだ佑矢の名前も知りません。翌日、リニューアル前最後の日の記念に花屋の前で記念写真を撮った萌子美は、カメラとして使った俊祐のスマホが重く感じることに気付きます。
裏アカに暗い感情をはきだしていることを悟られたのではないかとあせりつつも、俊祐は笑顔で話をごまかしました。その日からリニューアルが始まり、店内は忙しくなります。萌子美のセンスを全面に押し出したディスプレイは、若い人たちをひきつけるものになりました。
記念撮影にも出てこなかった千華子ですが、こっそりとリニューアル後の花屋を見に行っていました。しかし俊祐に気付かれたことが分かると、千華子は何も言わずに去って行ってしまいます。そして千華子は、萌子美に対する自分の考えが間違っていたことを受け入れました。
千華子は「お母さんのせい。人と比べて違うと直さなきゃって思った。萌子美のためになってるって本気で思ってた。本当にごめんね。何にも分かってなかった」と泣き出しました。自分のせいでムダに辛い思いをさせたと言う千華子に、観は語りかけます。
「萌子美の部屋はいつもきれいだ。売れなくなった花をきれいに飾っている。なかなか豊かじゃないか」観の話を聞いて、萌子美も「ムダじゃないよ」と言いました。学校に行かないで花と話し続けていたからこそ、今の自分があるのだと萌子美は結論を出します。
泣いている千華子の頭を、観がぐしゃぐしゃとなでます。リニューアルして生まれ変わった花屋を訪ねた千華子を含めて、花屋の前で記念写真を撮ることになりました。笑顔であふれる家族ですが・・・俊祐の表情は固くなっています。
「全然居心地よくねえよ。クソ、クソ、クソ」・・・俊祐の心の闇は深まっていきます。そんなことには誰も気付かないまま、記念写真の撮影は進みました。偶然デリバリーをしていた佑矢は、うれしそうな萌子美の横顔を見てほほえむのでした。
6話では、萌子美と佑矢が親しくなっていることを知った両親が、男女交際をしたことのない萌子美のことを心配します。しかし萌子美は家族の心配はよそに、SNS上でも佑矢とつながり、どんどん仲を深めていきます。
そんな中、萌子美は俊輔のスマホに映し出された裏アカ「いい人」のつぶやきを見てしまいます。自分たち家族のことを悪く言っている兄の裏の顔を知った萌子美はショックを受けました。しかしそのとき佑矢から誘われたため、俊祐のことは一度置いて出かけます。
佑矢と萌子美が話していると、そこに俊祐がやってきてしまいました。俊祐も両親と同じように佑矢を警戒していたため、佑矢を引かせるために「うち、この近くだから寄ってかない?」と声をかけます。しかし俊祐の計算ははずれ、佑矢は清水家に来ることになりました。
萌子美のことで浮かれる家族を見ていて、俊祐は裏アカに悪口をとどめることができなくなってしまいます。「あのダッサい花屋が、唯一俺の居場所だったってわけよ。萌子美、萌子美ってうっせえよ!」爆発する俊祐を前に、両親も萌子美も驚くことしかできませんでした。
リニューアルという大仕事をやりとげた萌子美を見て、千華子はやっと自分の考えが正しくなかったことを理解しました。萌子美の成長にとって必要だったのは挑戦することで、できることだけをやっていては、クリエイティブな仕事なんてできなかったでしょう。
しかし、萌子美にとって「普通」でいられなかった10年間はムダではありませんでした。花と語り合い、自分の部屋をきれいに飾って、豊かな時間を過ごしてきたのです。今、萌子美が花屋で活躍できるのは、その10年間があったからなのだと萌子美も分かっていました。
千華子はやっと自分の考え方がこり固まっていることに気付きます。周りの目ばかりを気にして、萌子美本人のことを見ていなかったと知ったのです。その変化のおかげで、萌子美はもちろん、千華子自身も救われることになりました。
千華子がよい方向に変わっていく一方、兄・俊祐の闇はどんどん深まっていきます。言いたい放題の千華子と言いたいことを言えない伸寛の間に挟まれて、さらに引きこもりの萌子美がいる家庭に育った俊祐は、いい子でいることしかできなかったのかもしれませんね・・・。
俊祐は父が継がなかった祖父の店を継いで店長となり、いい人を演じ続ける立場になってしまいます。それは俊祐が選んだことでもあるのでしょうが、手に入れた居場所に萌子美が入ってきて、自分の立場を脅かしていると感じたら・・・俊祐が爆発するのは当然でしょう。
萌子美はただ目の前のことに一生懸命向き合っているだけで、俊祐の立場をどうこうしようなんて思っていません。しかし、両親はいつも萌子美のことばかり心配してきたはずです。俊祐はそのせいで、いい子でいても一番にはなれない存在だったのでしょう。
それでも萌子美がダメな子として大事にされているのなら、俊祐は平気でした。しかし今は、できのいい子となった萌子美が持ち上げられるようになり、俊祐はずっと頑張ってきたのに2番のまま・・・彼女の涼音までもが萌子美を大切にし始めました。
俊祐が突然爆発するのは、父・伸寛ゆずりでしょうか?そうであれば、伸寛こそ俊祐の気持ちが理解できる唯一の人なのでしょう。今まで伸寛は家族の問題について見て見ぬフリをしてきましたが、今こそ心を決めて、俊祐によりそってほしいですね!
この下に5話のネタバレや感想、見逃し配信の情報があるので、ぜひチェックしてくださいね!
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「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」5話の感想です!
涼音の、萌子美が花と話せるかどうかはどうでもよくて、花屋のためになる力を持っているなら使ってほしいという考え方が印象に残りました。萌子美は涼音を困らせてしまうと思っていましたが、店長・俊祐のために利益を追う涼音にとっては「どうでもいいこと」でした。
萌子美は、モノの気持ちが分かる能力を笑って受け止めてくれる佑矢と、深刻に受け止めずに受け流してくれる涼音の2人と仲良くなりました。2人に共通しているのは、萌子美がやっている周りと違う行動ではなく、萌子美自身を見ていることですね。
萌子美は、汚れた窓を拭こうと頑張ったり、落としたイヤホンを大切に取っておいたり、花が気持ちよく咲ける場所に置いたりと、優しさをもってモノに接しています。佑矢も涼音も、そういう優しさを萌子美から感じ取っているのでしょう。
萌子美が周りの人に恵まれて成長していく中、千華子も変わっていきました。「引きこもりだった萌子美に上手くやっていけるはずがない」という決めつけではなく、実際に萌子美がやりとげた結果を見に行ったのです。これは、今までなかったことでした。
千華子は「普通」であることを一番に考えます。父が元教え子と不倫したから教師になれないというのも千華子の思い込みです。不倫した教師の子となった自分は、もう「普通の教師」にはなれないと思ったのでしょう。周りの目を気にするのも、この考えにもとづいています。
花屋のリニューアルが成功したことで、千華子は自分の間違いに気付きます。萌子美を周りと同じ「普通の子」へと矯正することが正しいわけではなかったのです。普通じゃなくても幸せに過ごせることを、萌子美自身が証明してくれたのですから・・・。
千華子の考え方は、呪いのように自分自身をしばりつけていました。その呪いから解き放たれた千華子がこれからどう生きていくのか楽しみです。まずは伸寛と仲直りしてもらいたいですね。観のことは・・・許さなくてもいいと思います!
モコミ5話のネタバレあらすじ!千華子が萌子美に謝罪!萌子美の幸せは俊祐のストレス?
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」5話では、佑矢にモノと話せることを受け入れてもらえた萌子美が、佑矢にあわい恋心を抱きます。そんな中、涼音は宣伝のため、花屋のリニューアルを萌子美に任せたいと言いました。萌子美が持つ独特な世界観を認めてくれたのです。
俊祐は、自分の居場所である花屋が、どんどん萌子美の世界になっていくことにストレスを感じていました。裏アカでの悪口も具体的になっていきます。そんなとき、萌子美が順調に仕事を続けていると知った千華子は、自分ばかり損をしていると語り始めます。
伸寛とのケンカをきっかけに家事を放棄した千華子でしたが、萌子美が関わったリニューアルの結果を見るため、こっそり花屋へと出かけました。そこで萌子美の仕事ぶりを見た千華子は、自分の考え方が間違っていたことに気付いて、萌子美に謝りました。
萌子美は引きこもっていた10年間はムダではなかったと千華子を許し、千華子と和解しました。母と娘の間にある溝はなくなりましたが、その一方で俊祐の闇は深まっていきます。俊祐中心の居心地のいい場所が、萌子美中心へと変わっていくことで・・・。
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モコミの見逃し配信や無料動画は?
5話では、千華子が萌子美に今までのことを謝りました。実際の千華子のセリフはもっと長く、今までの10年間のことをしっかり謝っているので、そのシーンはぜひ映像で見ていただきたいです!
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」はテレビ放送から1週間の期間限定で、無料動画アプリTVer、ABEMA、テレ朝動画で見逃し配信を見ることができます。しかし、これらのアプリで視聴する場合は、数分ごとに広告が入ります。
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