2021年1月30日放送の「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」2話では、清水萌子美(小芝風花さん)の「窓が泣いている」という訴えに、祖父・観(橋爪功さん)と兄・俊祐(工藤阿須加さん)が力を貸してくれます。
さらに観は、母・千華子(富田靖子さん)の言葉に縛られる萌子美にアドバイスします。萌子美は思い切って「工場を辞めたい」という気持ちを、工場の人たちに伝えようと決心するのですが、そこで思いがけないことが・・・!?
モコミの3話考察!母と父がケンカ!?花屋で働く萌子美がぶつかる壁とは?
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」3話の考察です!
2話にて「モノの気持ちが分かる」能力を持つ清水萌子美(小芝風花さん)は、アパートを追い出されて同居するようになった須田観(橋爪功さん)に相談します。観は、萌子美の言葉をウソだとは考えず、萌子美の力になると言ってくれました。
しかし、母・千華子(富田靖子さん)は違います。萌子美は幼い頃、モノの気持ちを明かすことでトラブルを起こしていました。いつからか萌子美はモノの気持ちのことを話さなくなったため、千華子は「悪いクセが収まった」くらいに思っていたのでしょう。
萌子美は、不良品検査のバイトをしています。その仕事を見つけてくれたのは千華子ですが、萌子美の能力を知ってのことではなかったようです。人と接することが少ない単純作業なら、不登校だった萌子美でもできるだろうと思ったのでしょう。
萌子美に相談された観は、萌子美の兄・俊祐(工藤阿須加さん)を連れて萌子美のバイト先である工場に向かいます。そして、萌子美のバイト先を見て回りたいという口実で、泣いていた窓を俊祐に拭かせました。そのおかげで、窓は喜ぶのでした。
俊祐は、萌子美の能力にとまどいつつも、否定はせずに「そうか」と笑顔で受け入れます。しかし千華子に否定され続けた萌子美の心の傷は深く、今でも辛い記憶として残っています。萌子美は千華子の言葉により「自分は人から見られてはいけない」と思っているのです。
萌子美は、家族に決意を打ち明けることにしました。「工場のバイト、辞めたい」・・・花の気持ちを理解できる萌子美は、長くもつ花とそうでない花を見分けられるという特技があります。それ以上に、うれしそうな声があふれている花屋は、萌子美にとって心地よいのです。
しかし、千華子に大反対されてしまいます。千華子は「人と接することが苦手なの、忘れないで」と萌子美に強く注意しました。萌子美は、千華子の言葉に縛られてしまいます。そのため、翌朝に落とし物をした青年(加藤清史郎さん)に声をかけることができませんでした。
観は、萌子美が傷付いていたことを察して、バイト終わりの萌子美を外食に誘います。高校教師だった観には、心の内を明かさない若い人への接し方が身についているのかもしれません。観は「千華子の言っていることは、千華子が勝手に決めたルールだからな」と語ります。
千華子は、家族を思いやる気持ちが暴走して、過干渉になっている母親です。特に周りとトラブルを起こしてしまう萌子美は、千華子にとって悩みの種です。「ちゃんとしてほしい」と思って萌子美に注意しますが、それが萌子美を追い詰めていることに気付いていないのです。
千華子は、自分こそが一番正しいと思い込んでいるところがあります。そんな千華子からの押しつけに、萌子美だけでなく、父・伸寛(田辺誠一さん)も俊祐も、観も参っていました。しかし、反論したら何倍も言い返されることが分かっているため、誰も意見しないのです。
千華子には、工場を辞めるなら次の職場を探すよう言われていました。しかし萌子美は、千華子に相談することなく工場のバイトを辞めてきます。当然、千華子は怒ります。千華子のルールを押しつけられた萌子美は「うるさい!」と返しました。
「どうしていつも、私が不安になるようなことばかり言うの?」萌子美は、今まで千華子にかけられた言葉で追い詰められていたことを話します。千華子はいつも通り言い返してきますが、決意した萌子美は折れません。千華子を黙らせて、本心を打ち明けました。
「生まれてこない方がよかったのかなって思ってた」そう言われて、千華子はショックを受けます。千華子にとって、ヘンな子である萌子美は「普通の子を演じるべき」というルールが当てはまるのです。しかし、自分を隠して生きることは萌子美にとって激しいストレスでした。
そうして自分を偽って生きてきた萌子美ですが、工場の人たちに「辞めたい」という本心を離したとき、あることが分かります。「他にやってみたいことがあって」と言った萌子美に、上司は「じゃあ、仕方ないね。残念だけど・・・」と優しく声をかけました。
萌子美は去り際に、上司に入れ歯が上手くはまっていないことを指摘します。上司はそれを自覚しており、それを聞いた周りの人たちは「やっぱりすごい」と盛り上がります。そこで萌子美は、みんな萌子美が一人でいるのが好きだと思って遠慮していたことを知りました。
「世界がひっくり返ったみたいだった」と萌子美は語ります。萌子美は、みんなと仲良くできないのは、みんなが萌子美をヘンだと思って避けていたからだと思っていたのです。しかし本当は、萌子美はひとりが好きなようだからと優しく気づかっていてくれたのです。
そこで俊祐も、萌子美に本心を打ち明けます。初めて仕入れたバラが「もたない」と萌子美に言われたとき、信じてはいなかったのです。しかし翌日、バラはダメになってしまいました。言わなければ分からないことなのに、俊祐はわざわざ萌子美に謝ってくれました。
そして、萌子美の力は俊祐が営む花屋に必要だと判断します。俊祐の彼女である依田涼音(水沢エレナさん)からは「どういうこと?」と責められてしまいますが・・・。そうして萌子美は、念願の花屋に勤められるようになりました。
3話での萌子美は、花屋で働き始めたものの慣れない作業で失敗ばかりしてしまいます。涼音も俊祐に不満をぶつけ、花屋の人間関係は複雑になってしまいます。しかし、俊祐は兄として萌子美を支えてあげたいと思っていました。
千華子は、萌子美に客商売なんてムリだと考え、工場に戻ってくれないかと考えていました。その上、伸寛は税理士事務所を閉めて、自宅でリモートワークをするとひとりで決め、実行してしまいます。怒った千華子は、伸寛に昼食を作ることをやめるという反撃に出ました。
千華子は、自分の知らないところで物事が進んでいくのが許せないのです。千華子は、自分のことを審判だと思っているのかもしれません。しかし、人生は正しいか間違っているかだけで判断するものではありません。自分こそが正義だという千華子の考えは変わるのでしょうか?
涼音からフラワーアレンジメントを教わる萌子美は、人が決めたルールに従うことができません。花たちが「ここにいたい」と思うところに置いてしまうのです。そんな萌子美は、他に誰もいない店で、今すぐアレンジメントを作ってほしいと言われてしまいます!
萌子美は、人の考えよりも、モノの考えを優先してしまいます。そして、読むことができない人の気持ちに訴えかけることに、恐怖を感じています。しかし客商売を続けていくことで、いくらかは人の気持ちを読み取れるようになっていくのでしょう。今後の成長に期待大です!
この下に2話のネタバレや感想、見逃し配信の情報があるので、ぜひチェックしてくださいね!
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引用:https://www.tv-asahi.co.jp/mokomi/story/0002/
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」2話の感想です!
千華子の毒母っぷりは健在です。そんな千華子がアドバイスだと思ってかけた言葉は、萌子美にとって呪いとなっていました。自分は隠れて生きなければいけないんだと思い続けた萌子美は、人と接することが怖くて怖くて仕方がないのです。
「モノの気持ちが分かる」という能力だけを隠すように言えば、萌子美はここまで内気な子にならなかったかもしれません。しかし千華子の「見つかったらどうするの?」という言葉は、萌子美の存在そのものが隠さなければいけないものかのように聞こえてしまいました。
「人と接することが苦手なの、忘れないで」という言葉も、萌子美を縛ります。萌子美は「私は人と接することが苦手なんだ」と思い込み、人と接する機会をなるべく減らそうと心がけているのです。そして、そのせいでますます人と接することが怖くなっていきました。
「千華子が悪い」と言うことは簡単です。しかし、モコミの視聴者となった母親の中には、自分と千華子が似ていると思う人がいます。「私も子どもの言葉をさえぎっているかも」「私も自分の考えを押しつけているかも」そう考えている母親にも救いがあってほしいですね。
千華子の厄介なところは、あくまで家族が幸せになることを望んでいる点です。しかしそれは「普通の人であること」という絶対のルールの上に成り立っています。そもそも、普通とは何なのか?普通じゃないと生きていてはいけないのか?そんな疑問がわいてきます。
実は、萌子美に長年の悩みを打ち明けられた千華子は、まだ「自分が悪い」と思っていない可能性が高いです。萌子美の反撃に言葉を失って呆然となっただけで、まだ謝ってはいません。この先、少しずつでも「私のやり方に問題があった」と分かってくれるといいですね・・・。
モコミ2話のネタバレあらすじ!毒親の母親に反撃!自分のルールを押しつけないで!
引用:https://thetv.jp/news/detail/1011287/
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」2話では、萌子美の訴えを聞いて、観と俊祐が工場の窓を拭いてくれました。自分を否定しない観に勇気づけられ、萌子美は「工場を辞めて花屋で働きたい」という本心を打ち明けます。しかしそこで、千華子がその願いを否定しました。
「人と接することが苦手なことを忘れないで」「人に見つかったらどうするの」萌子美は長年、千華子の言葉に縛られ苦しんできました。それを察した観は、千華子の決めたルールは絶対ではないことを教えます。元・高校教師の勘の言葉は、萌子美に響きました。
萌子美は、千華子の反対を押し切って、工場の人たちに辞める意思を伝えます。そこで萌子美は、初めて周りの人たちの気持ちを知りました。萌子美は避けられていたのではなく、萌子美自身が周りに壁を作ってしまっていたのです。萌子美は周りの人々の優しさに気付くのでした。
そして萌子美は、千華子としっかり向き合います。何度も言葉をさえぎろうとする千華子にガマン強く立ち向かい、千華子自身が萌子美を傷付けてきたのだという事実をぶつけました。千華子はショックを受け、言葉を失います。
俊祐は、千華子に向き合った萌子美に、隠していたことを話します。萌子美の能力を疑っていたけれど、それが本物だと分かったことを話し、萌子美に謝りました。そして、萌子美が花屋で働きたいと望むなら、花屋に受け入れると話すのでした。
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千華子の毒親っぷりが今回も炸裂していました!しかし、今回の萌子美は1話よりもずっと幸せそうでしたね。周りの人がどう思っているのかや、千華子の考えが絶対でないことを知り、一回り強くなった萌子美の成長した姿は必見です!
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