保育園で友達とトラブル(いじわる)があったのに先生の対応にモヤっとした話

保育園でお友達とトラブルがあったのに、先生の対応にモヤっとした実話をお伝えします。

自分の気持ちを整理するために、備忘録的に書いておきます。

保育園で友達とトラブル・いじわるされた

朝、子供を連れていつも通りに登園しました。

その日は暖かくて気持ちの良いお天気でした。

長女は年長さん(6歳)で、4月から小学生に入学するために、着替えを自分の引き出しに入れるというルーティンを覚えてもらっているところでした。

長女(Hちゃん)が一生懸命自分のお着換えを引き出しにしまっていると、外からお友達(Yくん)が突然大きな声で話しかけてきます。

Yくん「H!靴とって!」

Hちゃん「いま無理!」

Yくん「H!靴とって!今すぐ!じゃないと怒るよ!

私「(は!?何言ってんの?)」

なんと、Hちゃんは自分のお着換えを放っておいて、すぐにYくんの靴をとって渡してあげたのです。

私もすぐにHちゃんを止めればよかったのですが、すぐに行ってしまったため、止められませんでした。

しかも、Yくんは靴を履いていたし、なぜ靴がもう1足必要だったのか、かつすぐに必要だったのか、意図や理由は不明です。

その後、

私「Hちゃん、嫌なことは嫌って言って良いんだよ。Yくんは自分のことは自分でやるのが当たり前なんだよ」

と伝えました。

Hちゃん「わかった」

と言ってお着換えを引き続き、自分の引き出しにしまっていました。

Yくんに理由を尋ねてみた

・先ほどのYくんの行動が意味不明だった

・「~~しないと怒るぞ!」という言い方がとても嫌だった

以上の2点から、Yくんにお話を聞いてみることにしました。

もちろん仕事に出かける前なので、簡潔にしか話せませんが…

私「Yくん、なんで『Hちゃんに靴をとって』って言ったの?」

Yくん「え?」

私「なんで靴がすぐに必要だったの?」

ここで、保育園のYくんとHちゃんではない先生(R先生)が

「どうしたの?何があったの?」

と聞いてきました。

私は先ほどの話を伝え、

・なぜすぐに靴が必要だったのか(既に靴を履いているのに)

・○○しないと怒るぞ!という言い方を止めてほしいと伝えたい

という旨を説明しました。

すると、

R先生「A先生(YくんとHちゃんの担任)に伝えてくれる?Yくんに直接言うんじゃ気の毒」

私「じゃあA先生に言いにいきます」

こういう小さな上下関係が生まれ、対等でない関係がいじめに繋がっていくと思うので、(私がYくんに直接言わなきゃ意味がないんだよ!)と思いながらも、ひとまずR先生をその場ではたててA先生のもとへ。

私「A先生、おはようございます。実はさっきYくんが・・・(先ほどの出来事を話す)」

A先生「Yくんは靴を履いていたんだよね…?なんで靴が必要だったんだろう…?」

私「それも分からないですし、○○しないと怒るという伝え方がすごくよくないですよね。」

A先生「それはそうだよね」

Hちゃんは以前、別のお友達にも持つ必要のない荷物を持たされていたり、お友達にいいように使われてしまっている場面がありました。

Hちゃんは優しい性格のゆえ、ときどきお友達にいいように使われてしまっていると感じることが私にはありました。

そのため、

・Hちゃんにも嫌な時は嫌と言えるようになってほしい→これは私がHちゃんに直接伝えた

・Yくんには○○しないと怒る、という言い方をやめてほしい

ということをA先生に伝えました。

A先生も、「Yくんは自分のことは自分でしなきゃね」と言ってくれ、共感してくれました。

関係性についても「対等でなきゃおかしいよね」と言ってくれたので、多少私の気持ちは落ち着きました。

私「R先生には、『Yくんに直接言わずにA先生に言って』と言われたのですが、Yくんにはこういう場合、直接お話してはいけませんか?」

A先生「まあ、場合によるよね…。でも、さっきママは直接現場を見ていたわけだし、私は全く気付いてなかったからね…。」

私「まぁ、私もイラっとしてしまったので、多少キツイ言い方になってしまったから、R先生が間に入ったのだとは思うんですが…」

A先生「分かりました。Yくんに聞いてみるね」

私「よろしくお願いいたします。」

とひとまず話をまとめて、私は仕事へ向かいました。

Yくんに直接話したかった理由

私がYくんに直接話したかった理由は以下です。

①Yくんは6歳であり、多少は本人の気持ちが聞けたり、こちらの話も聞いてくれるだろうと思ったから

②小さな上下関係、対等な関係でないことがいじめにつながると思っている

③Hちゃんに悪いことをしたら私が出てくるということをYくんに伝えたい

順番に書いていきます。

①Yくんは6歳であり、多少は本人の気持ちが聞けたり、こちらの話も聞いてくれるだろうと思ったから

前提として、Yくんが1対1で会話できるくらいの年齢だったからです。

これが1歳とか2歳とかだったら、

「○○はダメだよ。~~だからね」

「今度は○○してね」

と簡単に何がダメなのか、何が良いのか伝えておしまいです。

でも、Yくんは多少なりとも自分の気持ちを話せるはずだし、

「H!靴とって!今すぐ!じゃないと怒るよ!」

と言った理由を聞きたかったからです。

(まあ、衝動的に話したり、動いたりもするから、必ずしも自分の気持ちを理解できるわけじゃないんだけどね…)

言い方は悪いけれど、どうしてもの理由があるのか、知りたかったからです。

(すでに靴を履いてたし、どうしてもの理由はぱっと見、なさそうだったけど…)

余談ですが、Yくんは母子家庭であり、普段も寂しそうな、かまってちゃんのようなふるまいをするときもあります。

寂しいという気持ちを根底に抱えているのかもしれないと感じるときが多々あります。

「○○しないと怒るよ!」というのも、普段お母さんから言われているんだろうな~と思うと、やるせない気持ちになります。

しかし、別件でYくんはトラブルがあったこともあり、個人的にマイナスな感情は抱いています。正直親も子供も関わりたくないタイプです。

あと少しで卒園で、関わることもないので良いですが…

(詳細を書くのは面倒ですが、何度嫌、やめて、といってもやめてくれないことがありました…)

②小さな上下関係、対等な関係でないことがいじめにつながると思っている

そして、と思っています。いじめとは小さないびつな上下関係、対等でない関係でないこともきっかけになる

「あいつは言えば何でも言う事聞く」

「言う事聞けよ!」

小さないびつな関係から、いじめが広がっていくと思います。

もちろん、こんな小さなトラブルで「うちの子はいじめられているんです!」と声を大にして抗議したい訳ではありません。

でも、これが日常化しているのならば、いじめだと思います。

前提として、Hちゃんが「NO」という権利があること、「NO」と言える強さを身に着けていかなければいけませんが、それはそれで、我が家で育てていくしかありません。

③Hちゃんに悪いことをしたら私が出てくるということをYくんに伝えたい

もし、本当にいじめになってしまったら、親が子を守るために出来ることは限られています。

しかし、親が前にでることは必要だと思っています。

Yくんに私が直接「Hちゃんに悪いことをしたら、私が出てくる」ということを伝えるのが大事だと思っています。

できれば恐い感じで。

「Hちゃんに手を出したらおっかない親が出てくる」

それだけでいじめの抑止力になると思います。

いじめられた子のお父さんが、小学校の正門でいじめっ子に

「うちの子いじめてる○○くんだよね?うちの子供、可愛くて大事なんだよね。だからいじめないでくれる?」

と言ったら、いじめがなくなったという話もあります。

Yくん自身が「Hちゃんをいいように使うと、親が出てきてやばい」と思ってもらいたかったわけです。

以上の3つの理由から、状況にもよりますが、今後もHちゃんに不利益があると判断した場合はYくんに直接お話しようと思います。

R先生が子供を守る立場であるから、その対応の仕方も分かるんだけどね…

1~3を簡潔にその場でお話できればよかったけど、そこまでできなかったから今回は仕方ない。

まとめ

以上、保育園で友達とトラブルがあったときの先生の対応にモヤっとした話でした。

A先生がどのようにYくんにお話してくれたのか、Yくんが「H!靴とって!今すぐ!じゃないと怒るよ!」と言った理由や意図はなんだったのか…。

保育園にお迎えに行った時に聞いてみようと思います。

できればA先生からYくんのお母さんに

「○○しないと怒るよ!」

という怒り方をしないで、と言って欲しいな…。

少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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