2020年11月18日の「闇芝居（生）」11話では「山曳呼」「ベランダ」「妹の部屋」の3本が放送されました。
主な出演者は的場華鈴さん、白又敦さん、深澤大河さん、佐藤貴史さん、橋本祥平さん、中村守里さん、世古口凌さん、宮澤佑さんです。
語りのみや映像のみの作品を合わせて5話編成となっており、おなかいっぱいホラーを楽しめます。今回は特に出てくる霊の数が多いので、なんだか得した気分になれますよ！
闇芝居（生）【2020】ネタバレ11話！あらすじは？
2020年放送の「闇芝居（生）」11話で放送された「山曳呼」「ベランダ」「妹の部屋」のネタバレあらすじです！
闇芝居（生）【2020】ネタバレ11話のあらすじ①「山曳呼」
登山にやってきたカップルの隼人（白又敦さん）と絵梨子（的場華鈴さん）は、山頂にたどり着いて景色を楽しんでいます。はしゃぐ絵梨子は、山脈に向かって「やっほー！」と大声を上げました。やまびこ初体験の絵梨子は、返ってきた声を聞いて大興奮しています。
疲れた様子の隼人は冷めた顔で「子どもじゃないんだから」と絵梨子をたしなめますが、絵梨子のテンションはとどまるところを知りません。そのとき霧が立ち込めてきたため、隼人は早めの下山を勧めますが、絵梨子は「まだ下りたくなーい！」と叫びます。
すると、向こう側から「おーい」という男の声が響いてきました。絵梨子は他の山にいる登山客に自分の声が届いたのだと喜び「こんにちはー！」と返事をします。相手がどんな人だか分からないのにと注意する隼人の耳に、「どこだー？」という男の声が響きました。
男は声を出しながらこちらの姿を探しているようで「どこにいるんだよー？」「返事してー」と続けます。2人は気味悪さを感じて声を出すことをやめて様子を伺っていると、男は「見つけたぞー」と言ってきました。
「今そっちに行くよー」というやまびこが響き、隼人がふと横を見ると絵梨子の姿が見えなくなっていました。濃さを増した霧のせいで周りが全く見えません。隼人がうろうろと歩いていると、うっかり何かを踏みつけてしまいました。
隼人は、絵梨子が着けていたサングラスを踏み壊していました。焦った隼人は絵梨子を探しますが、霧のせいで何も見えません。誰かの「すぐに逃げろ！ヤツらが来るぞ！」という声を聞いて隼人が目をこらすと、いつの間にか大勢の人影が隼人を取り囲んでいました。
「早く逃げろ！」「動いちゃダメだ！」「そいつはウソをついている！」と多くの声が響く中に、絵梨子の「助けてー！」という声が聞こえました。隼人が「絵梨子！」と叫ぶんだとき、「ワッ！」という声が聞こえ、突然後ろから突き飛ばされました。
尻もちをついた隼人の目の前には、笑顔の絵梨子がいました。隼人をからかって満足した様子の絵梨子は、隼人に「早く帰ろう」と言いました。その絵梨子の胸元には、先ほど隼人が壊してしまったサングラスが、壊れる前の姿でかかっていました。
しかし隼人はサングラスのことには気付かず、絵梨子と談笑しながら山を下ります。そしてふと思い出したように「『そっちに行く』とか言ってたけど、どこの山にいるんだろうな」と絵梨子に話しかけます。そんな隼人の周りには、再び霧が立ち込めていました。
「もう来てるよ」
闇芝居（生）【2020】ネタバレ11話のあらすじ①-「しりとり」語りのみ
ある夏の日、少年はリクという友達と公園で会い、しりとりを始めました。少年が「リク」と言うと、リクは「草」と続けます。「さみしい」「インコ」「孤独」「雲」「もうおしまい」・・・ルールを無視して、少年はしりとりを切り上げてしまいました。
「もっとやろうよ」と言うリクを少年が無視していると、少年は「ぼくはさみしくないし、孤独じゃない！」と訴えながら、その姿をだんだんと薄くしていき、ついには消えてしまいました。そんなリクを見ることもなく、少年は「さよなら」とつぶやくのでした。
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闇芝居（生）【2020】ネタバレ11話のあらすじ②「ベランダ」
マンションで一人暮らしを始めた大学生・ナオト（深澤大河さん）は、バイトを終えて部屋に帰ってきました。すると、閉まったカーテンの向こうにあるベランダから、キュイキュイと指で窓をこするような音が聞こえてきました。
不審者がいると思ったナオトは、念のため包丁を片手にベランダの窓を開けました。しかしそこに人の姿はなく、ナオトは疲れのせいで音がしたと思い込んだのだと考えました。ですが、キュイキュイという音は毎日聞こえてきて、ナオトは脅え切ってしまいました。
ナオトが近くに住んでいる兄・ダイチ（佐藤貴史さん）に電話で相談していると、またキュイキュイと聞こえ始め、ナオトは取り乱してしまいました。怖がりなナオトのために部屋に向かったダイチは、ナオトを安心させるためにベランダを確認しようとします。
するとナオトは「急に開けないで。もし誰か呼んだと思われたら、襲ってくるかもしれないじゃん」と、まるで外にいる誰かに気を遣うようなことを言いました。そこでやっとキュイキュイという音に気付いたダイチは「風のせいだ」と笑います。
そんなダイチに、ナオトは「本当は、何がいるか知ってるの？」と真面目な顔で言ってきました。ダイチは少し脅えながらも、勢いよくカーテンを開けます。「何もいないじゃん！」と安心したダイチに、ナオトは「向こうはずっと見てるよ」と外を指さしました。
そこには血の気の失せた女がぶら下がっており、女は血塗れの手でベランダの窓をひっかいていました。驚くダイチの後ろで、ナオトが大きな声で笑い始めました。正気を失ったナオトを担いで、ダイチは部屋の外に出て行きました。
正気を取り戻したナオトは「ぼく、どうなってたの？」と言いながら、昔から取り憑かれやすい体質であることをダイチに訴えます。ダイチが心配していると、ナオトはまた正気を失い、別人のような声で「怖いときって、誰かと一緒がいいでしょ？」と言いました。
ナオトを置いて逃げ出したダイチの耳に「私を忘れたの？思い出して・・・」という女の声が響きます。しつこく「思い出して」と言われたダイチは、ふと昔付き合っていた女性のことを思い出しました。それも、相手の気持ちを無視して一方的に別れた彼女のことを・・・。
ダイチは「待って！置いていかないでよ！」と訴える彼女に目を向けることもなく「しつこい」と言って立ち去ったのでした。元カノの復讐なのかと脅えているダイチのところに、正気を取り戻したナオトがやってきて、合流しようと言ってきました。
いつの間にか歩道橋に上っていたダイチは、正気を取り戻したナオトに下から呼びかけられました。ダイチがナオトの元に行こうとしたとき、霊となった元カノが空からぶら下がるように現れ「一緒に下りよう」と言うと、ダイチを連れてどこかへ消えてしまうのでした・・・。
闇芝居（生）【2020】ネタバレ11話のあらすじ②-「捕獲器」映像のみ
ある家の冷蔵庫の下には「何か」が棲んでいます。冷蔵庫の前を通りかかったゴキブリを「何か」の青白い手が捕まえます。そして手を中に引っ込めると、ボリボリと噛み砕く音が聞こえてきました。次は2匹通りかかったため、2本の手が出てきて捕まえます。
ボリボリという音につられたのか、その家の飼い猫が冷蔵庫の前にやってきました。すると、青白い手が5本出てきました。そして、猫が暴れる物音と、抵抗する鳴き声が続いたあと、またボリボリと噛み砕く音がしました。
静かになったあと、青白い手は猫についていた首輪を床にそっと戻しました。その首輪には猫の血がべっとりとついています。青白い手は冷蔵庫の下に引っ込むと、満足したように大きなゲップをするのでした・・・。
闇芝居（生）【2020】ネタバレ11話のあらすじ③「妹の部屋」
美帆（中村守里さん）は、誰かと電話をしながら自分の部屋に戻ってきました。美帆は誰かに見られているような視線を感じながら、電話をし続けます。美帆は「払うもん払ってよ」と、既婚者である教師に関係を持った見返りを求めていました。
美帆が相手の教師を「変態」とののしっていると、突然ベッドがガタガタと動きました。驚いた美帆がベッドの下を覗き込むと、そこには得体の知れない何かがいました。叫び声を上げた美帆ですが、抵抗もむなしくベッドの下に引きずり込まれてしまいます・・・。
美帆がいなくなった部屋に、美帆の兄・泰司（橋本祥平）とその友人・松浦（世古口凌さん）と三上（宮澤佑さん）が入ってきました。泰司は、美帆が自分のフィギュアを盗んで中古ショップに売り払ったと思って、その証拠を探しに忍び込んだのでした。
泰司のオタク友達の松浦は、女子の部屋に入れたことに興奮しており、それどころではありません。しかし、もっとそれどころではないのが、霊感のある三上でした。ひとりでに落ちたブラシや、勝手に閉まるドアを見て、三上は「そういうことだな」とつぶやきます。
泰司は自分の家に霊がいるとは思っていませんでしたが、三上は「この部屋に入ったときから感じていたが・・・いるな」と断言します。三上が何体もいると言ったため、泰司は驚きます。美帆は、泰司いわく「性格最悪のどブス」なので、恨みを持つ人は多そうです。
三上の「魂が惹かれ合ったのかもな」という言葉を、松浦は「妹さんの性格が邪悪な霊を呼び込んだ」と説明します。「命の危険が迫ってるのか！？」と泰司が脅えていると、ベッドがガタガタと震え始めました。泰司たちは部屋から出ようとしますが、ドアが開きません。
その内にビリビリと電気のようなものまで走り始め、美帆の部屋だけではなく、屋根の上にまで黒い影がぐるぐると渦を巻き始めました。悪霊に脅えてひっついている3人の前に、突然美帆が現れます。「私は性格悪くない・・・」と繰り返す美帆は、突然叫びました。
すると、今まで見えなかった何体もの悪霊たちが、泰司たちにも見えるようになりました。その頃には、悪霊たちが美帆の部屋に向かって何体も押し寄せてきていました。三上も霊の姿を見るのは初めてで何も対処できず、3人は叫び声を上げることしかできないのでした・・・。
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2020年放送の「闇芝居（生）」11話のネタバレを受けての感想です！
普段は4話編成ですが、今回は1話増えて5話編成になっていましたね！「山曳呼」は、やまびこに返事をしてしまうことで別の世界に連れて行かれてしまう話でした。山や海は昔から異世界に繋がる場所と言われます。気軽に返事をしないように気を付けましょう。
「しりとり」は死んだことに気付いていない友人を成仏に導く、温かい友情の話でした。「ベランダ」は意外な展開で、本当に狙っているのは兄・ダイチでした。霊感のある人間を踏み台にする元カノの計算高さ、霊になる前に使ってほしかったですね。
「捕獲器」はセリフのない話でしたが、絶妙にイヤな感じがしてよかったですね。「妹の部屋」は、霊感の弱い人ほど霊を引き付けてしまうという、ありがちな話でした。とはいえ妹の性格の悪さが悪霊を呼んだというのも納得できて、逃げ道はなさそうですね。
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2020年放送の「闇芝居（生）」12話は「中身」「花占い」「眠れない二人」の3本です！「中身」はアニメ「闇芝居」の第2期で、「花占い」は第5期で放送された作品です。「中身」は久し振りに人形をテーマにした話で、「花占い」は解釈が分かれる話です。
12話は「闇芝居（生）」の最終回です。10話、11話とアニメ「闇芝居」で放送されている作品の実写版のみの編成が続いていましたが、最後の最後にドラマオリジナルの「眠れない二人」を持ってくるというところで、これは楽しみですね！
「闇芝居」シリーズは古典怪談やホラーあるあるが詰め込まれた作品でしたが、12話の作品はそういったものとは少し離れて、闇芝居らしさあふれる回になりそうです。最終回となってしまうのはさみしいですが、最後までホラーの世界に浸りましょう！
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闇芝居（生）【2020】の11話の見逃し配信や無料動画はある？
「山曳呼」はボワンボワンと響く声がどこか不気味で恐ろしく、ぜひ音を聞いて楽しんでいただきたい作品です。また「ベランダ」「妹の部屋」の霊の描写は、製作を重ねてきた結果とてもいい雰囲気になっているので、映像でチェックしていただきたいところです！
「闇芝居（生）」はテレビ放送から１週間の期間限定で、無料動画アプリTVer、GYAO!、ネットもテレ東で見逃し配信を見ることができます。しかし、これらのアプリで視聴する場合は、数分ごとに広告が入ります。
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