紙芝居形式のホラーアニメとして人気を博し、7期に渡り放送された「闇芝居」シリーズが「闇芝居(生)」として実写化されました!ドラマでありながらアニメ同様に紙芝居のような演出をしていることで、全く新しいホラードラマとなりました。
2020年10月21日放送の7話では「おみにえさん」「挨拶」「家族写真」の3本が放送されました。それでは、7話のネタバレや感想を見ていきましょう!
闇芝居(生)【2020】ネタバレ7話!あらすじは?
2020年放送の「闇芝居(生)」7話で放送された「おみにえさん」「挨拶」「家族写真」のネタバレあらすじです!
闇芝居(生)【2020】ネタバレ7話のあらすじ①「おみにえさん」
田舎の大学に入学して間もない金田(橋本祥平さん)は、一緒に住んでいる叔母さんに「夕ご飯はいらない」「友達と出かけてくる」と言って外出しました。ずっと大学周辺に住んでいる友人は、金田におすすめスポットを教えると張り切っています。
友人は「友無洞」という心霊スポットが近くにあると話し、その洞窟に入った高校時代の友人が消息不明になっていると言います。「行ってみる?」と誘われた金田は「そういうの苦手だし・・・」と断りました。
店に入り席に着くと、友人は生ビールと「おみにえさん」を2つずつ頼みました。おみにえさんを知らない金田を見て、友人は「ここのおみにえさんはうまいぞ~!」と舌なめずりをします。先にビールが出てきたため、2人は飲みながら話を始めました。
「田舎は時給が安い」と文句を言う友人は、話の流れで「東京に出た友人も消息を絶った」と話します。それを聞いた金田は、友人の身の回りに行方不明者が多いことが気にかかります。・・・と、そのとき頼んでいたおみにえさんが2人の前に運ばれてきました。
おみにえさんを見た金田は、見た目の禍々しさに思わず顔を引きつらせます。しかし友人はおみにえさんを素手で引きちぎり、美味しそうに頬張っています。金田がおみにえさんに手をつけずにいると、キッチンにいる店の主人がじっと金田を見つめてきました。
金田が食べていないと気付いた友人は、口の周りをおみにえさんから出た液体でベットリと汚し「食わないのか?」と笑います。金田は「あまり腹減ってなくて・・・」と言葉をにごします。そんな金田の周りでは、たくさんの客がおみにえさんを注文していました。
この地域では老若男女の誰もが「精がつくから」とおみにえさんを食べており、なんと給食のメニューとしても採用されているようです。金田はそれを知っても、目の前にあるビクビクと動く心臓のようなものを食べる気にはなれませんでした。
電話で「食欲をなくして何も食べてない」と言った金田を心配したのか、おばさんは食事を用意してくれていました。叔母さんが作ったシチューは美味しく、金田は食欲を取り戻します。そこで叔母さんに「いっぱい食べて精をつけてね」と言われた金田は、ふと手を止めます。
叔母さんは「食べやすいようにして入れておいたから・・・おみにえさん」とほほえみます。金田がシチューの中の肉をすくうと、それは店で見たものと同じようにビクビクと動いているのでした・・・。
闇芝居(生)【2020】ネタバレ7話のあらすじ①-「赫い糸」語りのみ
夏の夜、寝苦しくなって目を覚ました男は、自分の手に赤い糸が絡まっていることに気付きます。「赤い糸」といえば運命の人と繋がっているはずと考えた男は、糸の先を追って外に出ました。雪景色に驚く男は、最後の彼女と別れたのは雪の日だったと思い出します。
歩き続けた男は、学生の頃の彼女と旅行したニューヨークの街に出ます。さらに歩くと、中学生の頃のファーストキスの場所である、山の中にある公園に出ました。そしてその次には、小学生の頃に肝試しをしたトンネルに出ます。
初恋相手のリホちゃんのことを思い出しながらトンネルを抜けた男は、広く明るい草原に出ました。そこにいる女の人は、顔は見えないけれど美しいように思えます。赤い糸の繋がっている女性に惹かれる男でしたが・・・いいところで目を覚ましてしまいます。
目覚めた男は、天井に張り付く巨大なジョロウグモがいることに気付きます。男が夢で見た糸は、ジョロウグモから出た蜘蛛の糸だったのです。男はジョロウグモに捕らえられて生きたまま食べられており、その血が蜘蛛の糸に伝って赤い糸となっていたのでした・・・。
闇芝居(生)【2020】ネタバレ7話のあらすじ②「挨拶」
アパートに引っ越したばかりの大学生・康夫(白又敦さん)には気になることがあります。康夫はいつも挨拶しているのに、隣に住むヤンキー男(田中稔彦さん)は一度も挨拶を返さないのです。ヤンキー男の態度にいらだつ康夫に、奥の部屋のおじさんが挨拶してきました。
その日の夜、彼女と電話で話している康夫は、感じのよいおじさんのことを教えます。仲良くなれそうだと康夫が笑ったとき、部屋のドアが乱暴にノックされました。ドアを開くと「うるさくしやがって!何時だと思ってんだ!」と隣のヤンキー男が文句をつけてきました。
康夫がまだ20時だと食い下がると、ヤンキー男は「俺は21時に寝てんだよ!」と怒鳴ってきます。怒り心頭のヤンキー男に康夫がひるんでいると、奥のおじさんが「こんにちは」と声をかけてきました。するとヤンキー男は「今、夜だっつーの」とおじさんをバカにしました。
おじさんに助けられた康夫が部屋に戻ると、外から「うわあああ!」という叫び声が聞こえます。康夫が外を確認すると、階段の下にヤンキー男が倒れていました。119番をかけようとした康夫ですが、雑音が聞こえるばかりで通じません。
おじさんがまだ玄関に立っていたため、代わりに電話をかけてくれるよう康夫は頼みます。しかし、おじさんは呼びかけを無視して部屋に戻ってしまいました。おじさんに失望した康夫は、せめて電話を借りようとおじさんの部屋に入りました。
おじさんの部屋に入った康夫は、そこが空き部屋であることに気付きます。「じゃあ、あのおじさんは・・・」と思いながら部屋を見回った康夫は、壁に貼られたカレンダーに目をやります。そのカレンダーの日付すべてには、赤いペンで×がつけられていました。
「挨拶しろ」「無視するな」「死ね」と書かれたカレンダーに異様さを感じた康夫は、その隣にもカレンダーが貼ってあることに気付きます。隣のカレンダーを見ようとふすまを開けると、突然おじさんが顔を出しました。
驚いた康夫は、部屋に戻って布団をかぶります。康夫は、ヤンキー男は挨拶しなかったから殺されたのだと考えます。そんなとき、ベランダもない2階の窓の外におじさんが現れ、窓を叩きました。康夫は「挨拶しなきゃ」と思い、震えながら「こんにちは」と言いました。
いつの間にか眠っていた康夫は、朝を迎えます。そして、奥の部屋に配達員が来ていると分かって部屋を飛び出します。おじさんの「こんにちは」という声が聞こえたため、康夫は配達員に「挨拶してください!」と頼みます。しかし「誰にですか?」と返されてしまいます。
おじさんの姿が見えなかったため、康夫は引き下がりました。しかし、2階から下りようとした配達員の足を、真っ白い手がつかみます。バランスを崩した配達員が階段から転げ落ちたあと、階段の下からおじさんが出てきて康夫を見つめました。
恐ろしくなった康夫は部屋に戻ろうとしますが、鍵をかけていないはずなのにドアが開きません。持ち歩いているスマホで彼女に電話をかけますが、雑音しか聞こえません。康夫が脅えていると、今度はおじさんが天井を這ってきて「こんにちは」と言ってきました。
康夫が腰を抜かしていると、おじさんが「挨拶が遅いね」と言って康夫に襲いかかるのでした・・・。
闇芝居(生)【2020】ネタバレ7話のあらすじ③「家族写真」
母親の七回忌のため実家に戻った会社員・健次(濱正悟さん)は、仏壇の中にある母親の遺影に手を合わせます。そのあと、アルバムを見つけた健次は昔を懐かしみながらページをめくります。すると、亡くなった母親と最後に撮った写真を見つけました。
写真をよく見た健次は、写真の中にいる自分の後ろに見知らぬ男が立っていることに気が付きます。その人に見覚えがなかった健次は、父親に「これ誰だっけ?」と聞きました。しかし父親は「親をからかうんじゃないぞ」と真顔で応えました。
その場では冗談だということにした健次ですが、どうしてもその人が気になります。健次がよくよく写真を撮ったときのことを思い出してみると、その場には両親と自分の3人しかいなかったことを思い出します。ハッとした健次は、アルバムを確認しに行きます。
もう一度アルバムを開くと、先程はうつむいていた男の顔が上がっていて、自分のことをにらみつけていました。そして、正面を向いてほほえんでいたはずの母親は、健次をにらみつける男に気付いて驚いているのです。
そこにやってきた父親に「見てくれよ!こんな男やっぱりいなかったし!」と健次は訴えます。すると父親は「いや、いたよ」と言うのです。父親は、男は確かにそこにいて、健次を連れ去ろうとしたのだと話します。
それに気付いた母親は、とっさに健次の身代わりになったのです。「記憶が無い」と言う健次に、父親は「思い出さないようにしているだけだ」と諭します。突き飛ばされた健次は、男に襲われて崖下に落ちていく母親を見ていたはずなのです。
母親と一緒に落ちて行きながら、男は「忘れたら、次はお前・・・」とつぶやいていました。その時のことをかたくなに思い出そうとしない健次に、父親は「お前が忘れようとしていないか心配だったんだ」と話します。
「アイツが来るかもしれない」と恐れている父親は、何気なくアルバムをめくります。すると、撮った覚えのない実家の廊下の写真がありました。ページをめくっていくと、その写真はどんどんと2人のいる部屋に近づいてきて、ついには2人の後ろ姿が・・・。
障子の向こうから男が現れた瞬間、父親は気を失ってしまいました。健次は叫びながら外に飛び出し、外にいた女性に助けを求めます。その女性は健次の母親で「健次のことが、ずっと心配でね・・・」と話し始めました。
「だからね、連れに来たのよ・・・あの世に!」と言った母親は、健次を追ってきた男と共に健次におぶさりました。そして「一緒に行こう?」と笑いながら、母親は健次を連れて行ってしまうのでした・・・。
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2020年放送の「闇芝居(生)」7話のネタバレを受けての感想です!
「おみにえさん」では、金田の友達が「闇芝居(生)」2話で出てきた「友無洞」のことを話していましたね。友無洞に入って消えた人たちや、消息不明となった人たちは、おみにえさんとして食べられてしまったのでしょうか・・・?
異世界のものを食べると現実には戻れなくなってしまうという設定は、ダークファンタジーによく出てきますね。古事記に出てくる「よもつへぐい」を基にしたものです。おそらく、おみにえさんを食べてしまった金田は、もう元の世界に戻れないのでしょう・・・。
「挨拶」は、挨拶をないがしろにする子どもに見せるにはぴったりな作品でしたね!地獄での拷問を細かく描いた『地獄』という絵本をしつけに用いる親御さんがいるそうですが、そのラインナップに加えてほしい作品でした。
「家族写真」は考察とは違って、感動系ストーリーではありませんでした。お母さん・・・なんてことを・・・。健次の身代わりとして男と共にこの世を去った母親ですが、あの世で孤独になってしまったのかもしれません。ただただ健次が可哀想です。
闇芝居(生)【2020】8話の考察!
2020年放送の「闇芝居(生)」8話は「家庭教師」「風知」「惨拝」の3本です!
「家庭教師」は、主人公の家庭教師が霊を避けて歩いていると分かったことから話が始まります。霊が見える家庭教師が突然辞めてしまい、話が大きく動くようです。おそらく、避けるだけでは済まないくらい強大な霊が出てくるのではと考察しています!
「風知」では、勝手に戸が開いて隙間風が入ってきてしまいます。「虫の知らせ」のように「風の知らせ」があるのでしょうか?「惨拝」は、田舎の村に出かけた男が異様な病人たちに囲まれて過ごすことで怪異が始まります。男は無事に退院できるのでしょうか?
「風知」はアニメ「闇芝居」第6期で、「惨拝」はアニメ「闇芝居」第1期で放送された作品です。「風知」は切なさの残る話、「惨拝」はなぜだか印象に残った話としてコアな人気があります。どのように実写化されるのか楽しみですね!
闇芝居(生)【2020】の見逃し配信や無料動画はある?
2020年放送の「闇芝居(生)」はテレビ放送から1週間の期間限定で、無料動画アプリTVer、GYAO!、ネットもテレ東で見逃し配信を見ることができます。しかし、これらのアプリで視聴する場合は、数分ごとに広告が入ります。
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