2021年2月20日放送の「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」4話では、清水萌子美(小芝風花さん)がやっとイヤホンを落とし主・岸田佑矢(加藤清史郎さん)に渡します。佑矢は萌子美の周りと違う部分を優しく受け止めてくれました。
一方家では、母・千華子(富田靖子さん)と父・伸寛(田辺誠一さん)がケンカを始めてしまいます。伸寛は怒りに任せて、千華子が内緒にしていた祖父・観(橋爪功さん)の過去のスキャンダルをぶちまけてしまい・・・!?
モコミの5話考察!兄の闇が怖い!秘密は裏アカ!?
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」5話の考察です!
4話で、清水萌子美(小芝風花さん)はやっと岸田佑矢(加藤清史郎さん)に落とし物であるイヤホンを渡すことができました。佑矢にうっかりイヤホンが戻りたがっていた気持ちを伝えてしまった萌子美はハッとしますが、佑矢はもう片方がさびしがっていたと笑います。
兄・俊祐(工藤阿須加さん)は萌子美がナンパされたのではないかと心配しますが、萌子美が自分から声をかけたと知って驚きました。萌子美は少しずつ成長しているのですが、母・千華子(富田靖子さん)はそれを認めず「調子に乗らないように」と釘を刺します。
祖父・観(橋爪功さん)は即座に「素直に喜んでいいんだぞ」と言い、千華子にとがめられます。父・伸寛(田辺誠一さん)も俊祐も萌子美の成長を喜んでいますが、千華子は萌子美がそんなに成長するわけがないとでも思っているようです。
伸寛は、勇気を出して千華子が昼食を作らなくなった理由を聞きます。千華子は在宅ワークなら自分でご飯を作ればいいと言い、さらにパジャマから着替えていない伸寛を責めます。千華子は勝手に在宅ワークを始めた伸寛に対して、怒りが収まらないようでした。
花屋に、萌子美が作ったアレンジメントを飾っているドーナツ屋の店長・石野伸司(庄野崎謙さん)がやってきました。石野はまたアレンジメントを頼んできたのですが、俊祐は「萌子美にはまだ早いから俺が作る」と決めました。
萌子美はふと思いつき、俊祐に「結婚するならお花が好きな人がいいよね」と話します。その夜、佑矢が「お礼をしたいんです」と萌子美に話しかけてきました。帰宅した萌子美は、ヘビのぬいぐるみのトミーに、佑矢と仲良くなれそうだとうれしそうに話しました。
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翌日、カップラーメンを作っている伸寛の前で、千華子は萌子美が置いていったお弁当を食べます。わざわざコンビニへ買いに行っているのを知りながら、千華子はわざと目の前でお弁当を食べているのです。それを見た伸寛は、複雑な表情をしました。
佑矢は配達の途中で花屋に寄り、萌子美にテイクアウトした料理を渡しました。佑矢がくれたビーフシチューはおいしく、萌子美は思わず笑顔になります。そこに依田涼音(水沢エレナさん)がやってきて、俊祐は家でどういう感じなのかと聞いてきました。
楽しい昼食と比べ、家での夕食は最悪の雰囲気でした。千華子は、ご近所さんから「お宅のご主人、お昼にカップ麺を持って歩いてたわよ」と言われたことを気にしていたのです。「どうしてくれるの?夫にご飯を作らないでカップ麺を買いに行かせた妻だと思われたのよ」
おしゃべりな人だから周りに伝わってしまう、何年もお弁当を作ってきたのに、どうして外から見えるような持ち方をするのか、ご近所中の笑い者になる・・・そうまくしたてる千華子に、伸寛は耐え切れなくなって「いい加減にしろよ!」と声を荒げました。
「いつも上から目線でああしろ、こうしろって!俺の意見は何も聞かない、自分の思い通りにならないと気が済まない。ずっと千華子の言う通りにしてやってきたじゃないか!何でそこまでガタガタ言われなきゃならないの!」伸寛はガマンの限界でした。
「お父さんみたいに、不倫のひとつでもできればよかったよ!しかもただの不倫じゃないからな。現役高校教師が、元教え子と不倫!」伸寛は千華子が秘密にしていたことを明かしてしまいました。そして「千華子といるとエネルギーを吸い取られる」と言い放ちます。
萌子美が席を立ったのを見て、伸寛も部屋に戻ってしまいました。残された千華子が泣き出すのを見て、俊祐はどうしたものかと悩みます。観も居心地が悪くなり、お風呂に入ると言ってリビングを去りました。俊祐は仕方なく、千華子をなぐさめることにします。
千華子は、萌子美だけでなく伸寛からも不満を抱かれていたと知ってショックを受けていました。「家族のためにやってきたことは全部迷惑だったってこと?」と千華子に問われ、俊祐は「そんなことないよ」と声をかけます。千華子にとっての救いは、俊祐だけでした。
千華子は、観になついていた萌子美はショックを受けているだろうと考えます。しかし萌子美は、笑いをこらえられませんでした。観が不倫していたことも、昔の千華子は伸寛の言うことを聞いていたということも、萌子美にとっては面白くて仕方がないのです。
そこで萌子美は、自分の昔の姿を思い出します。花と話していたら男子にからかわれてしまったのですが、萌子美は逃げ出さずにしっかり言い返していたのです。いつからか全てを隠すようになったことを、萌子美はどこかさみしく思うのでした。
翌日、俊祐はドーナツ屋に自分が作ったアレンジメントを届けます。すると石野は、萌子美が作ってくれたものの方がよかったと言ってきました。俊祐は笑顔ですぐに持ち帰りますが、店を出た瞬間にその笑顔は消えてしまいます・・・。
萌子美は花屋のバックヤードで、涼音からアレンジメントを教えてもらっていました。アレンジメントのルールには沿っていませんが、萌子美の世界観があるからそのままでいいだろうと涼音は語ります。
そこに戻ってきた俊祐は、萌子美にドーナツ屋へ渡すアレンジメントを作るように指示しました。そして、練習中の萌子美のアレンジメントを見て一瞬表情を固めますが、すぐに笑顔を作って「いいんじゃない?」と言いました。
「クソ」「みんなクソ」「元教え子と不倫w」「人に迷惑かけるなと言い、一番迷惑かけてるやつw」「不倫したくてもできないやつw」そう一気につぶやいて、俊祐はスマホを放り投げました。机の上には、ドーナツ屋に渡しに行ったアレンジメントが散らばっています。
家でも仕事場でもいい人を貫いている俊祐ですが、ストレスを感じていないわけではありませんでした。本当は萌子美にも観にも千華子にも伸寛にも、彼女である涼音にすらもイライラしていたのです。隠した気持ちを裏アカウントに書き込んでストレス発散していました。
店長である俊祐は、誰かに不満を抱いても口に出すことはできません。また、問題児の萌子美、過干渉の千華子、意見交換ができず突然爆発する伸寛、千華子を不機嫌にする観に囲まれていたら、バランスを取るのは俊祐しかいません。
俊祐がいい人を演じつつ、たまったストレスを裏アカウントで発散させながら日々を過ごすのは、悪いことではないと思います。そうしなければ保てない家庭にこそ問題があります。しかしこの本音がいつか爆発してしまうかもしれないと思うと・・・怖いですね。
5話では、萌子美と佑矢の距離が縮まります。佑矢は萌子美がモノと話していても気にならないようで、ありのままの自分を受け入れてくれる人を見つけた萌子美は喜びにあふれます。さらに、花屋でも萌子美の才能が認められてきて順風満帆です。
しかし、伸寛と千華子は静かな戦いを続けています。千華子は今までやっていた家事を全て放り出し、部屋は散らかっていきます。そこで萌子美が上手くいっていると知った千華子は、私は恵まれていない!とグチグチ言い始めてしまいます・・・。
裏アカウントで本心を吐き出しながら頑張っている俊祐には、どんどん負担が増えていきます。入ってきたばかりの萌子美の才能が認められ、どんどん存在感を増していくためです。居心地をよくするために「いい人」でいる俊祐は、この現実に耐えられるのでしょうか?
千華子と観の仲違いの理由が、観の不倫にあることが分かりました。そもそも不倫自体に問題があるのに、相手が元教え子ということで、千華子にはガマンならないのでしょう。千華子が何でも自分の思い通りでないと気が済まないのは、この過去のせいかもしれませんね。
千華子にとって、父・観の不倫は寝耳に水の出来事だったと思います。自分が信じていた世界が崩れた瞬間だったかもしれません。自分の知らないところで不祥事が起こっていたという過去を持つ千華子は「自分が知らないところで何かあった」だけで恐怖を感じるのでしょう。
私が知らないところで何が起きているのか分からないことが怖い。全てを把握しておきたい。だから家族のみんなには、私が思う通りに動いてもらわないと・・・そんな風に考えたのではないでしょうか。家族にとっては迷惑ですが、千華子は必死なのです。
萌子美は花屋の仕事を覚えることや佑矢との距離を縮めることに一生懸命になっています。千華子は自分の苦しみでいっぱいいっぱいですし、俊祐はガス抜きをしながらいい人を演じることに忙しく、伸寛は爆発したまま引っ込みがつきません。
それぞれが保っていたバランスが大きく崩れ、清水家はバラバラになってしまいました。きっかけになったのは観ですが、いつかは訪れる瞬間だったでしょう。「あなたのためにやった」ではなく「あなたは何をしてほしい?」と考えられたら、みんな幸せなんですけどね・・・。
この下に4話のネタバレや感想、見逃し配信の情報があるので、ぜひチェックしてくださいね!
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「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」4話の感想です!
この家で育ってきたのに、なんでこんなにいい人なんだろう・・・と思っていたお兄ちゃんが、しっかり闇を抱えていてちょっと安心しました。毒親である千華子の顔色をうかがいながら、ヘンなことばかり言う妹の味方にもなって、父の共感相手にもなって・・・。
俊祐は子どもなのに、家庭の雰囲気をよくするために全てを抱え込んでいたんですね。観がやってきてからも、俊祐はいつも「誰も孤立しないように」と気配りをしていたように見えます。そして、よく気が付くということは、よく見えてしまうわけでもあります。
相手と話す時は、その人が求めている言葉を言ってあげます。しかし本心は別のところにあって、観や伸寛をあざ笑ったり、言っていることとやっていることの矛盾に気付いていない千華子をバカにしたりしています。妹である萌子美のことも「クソ」とこき下ろしました。
しかし家族はもちろん、彼女である涼音すら俊祐のことを「裏表のない人」と評価しています。つまり俊祐の本当の気持ちは、誰にも気付かれていないのです。これは結構つらいことなんじゃないかな・・・と私は思います。根っからのいい人と思われるのは負担ですよね。
ここまで俊祐の裏の顔を見せられると、萌子美が好きになりかけている佑矢にも裏の顔があるんじゃないか?と疑ってしまいますね。萌子美はモノの気持ちは分かっても、人の気持ちが理解できないという弱点があります。何かあっても気付けなさそうで心配です・・・!
しかし、千華子も伸寛も言っちゃいけないことを言うところがそっくりですね。お似合いの夫婦だと思います。2人とも、いい年をして突然ブチギレることしかできないので、家族は「カンベンしてよ~!」って気持ちでしょう。そりゃ裏アカも作っちゃいますよね。
モコミ4話のネタバレあらすじ!萌子美と佑矢が急接近!父と母は大バトル!
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」4話では、萌子美と佑矢が急接近する一方、伸寛と千華子の仲はどんどん悪くなっていきます。昼食問題で千華子が文句を並べ立てると、耐え切れなくなった伸寛が千華子への不満をぶちまけ、観の不倫もバラしました。
家の雰囲気が悪くなっていきますが、萌子美は働く楽しさに目覚めたのか花屋の仕事に打ち込みます。涼音とも仲良くなり、少しずつ打ち解けていきました。俊祐は店長として忙しくしつつも、萌子美を気にかけています。
ドーナツ屋の店主は、俊祐が作ったアレンジメントよりも萌子美が作ったアレンジメントの方が気に入っていると話します。俊祐は人のいい笑顔で交換を申し出ますが、本心は冷たく凍りついていました。さらに、腕の良さを発揮し始めた萌子美に危機感を覚えます。
家でも仕事場でも「いい人」を演じる俊祐は、SNSの裏アカウントで家族や職場の仲間に対するグチを吐き出していました。みんなに優しく接する一方、心の底では周りを見下しているのです。そんな俊祐の本心に気付かず、萌子美は仕事に恋にと大忙しなのでした。
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4話では、ずっといい人として描かれてきた俊祐の裏の顔が描かれました。常に優しく寄り添っていた俊祐がゾッとするほど冷たい表情をするシーンでは、工藤阿須加さんの演技力を感じられてよかったです!ここはぜひ、映像で見ていただきたいです!
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」はテレビ放送から1週間の期間限定で、無料動画アプリTVer、ABEMA、テレ朝動画で見逃し配信を見ることができます。しかし、これらのアプリで視聴する場合は、数分ごとに広告が入ります。
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